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リモート面接の前に知っておきたい10の心構え

リモート面接の前に知っておきたい10の心構え

 

「緊張でドキドキする」、「他の候補者は、みんな優秀なんだろうな」、「オンライン面接なんて初めて。上手く行かないかもしれない」、「ウィルスの影響はこれからどう広がるんだろう?パフォーマンスに悪い影響があるかもしれない」。

私達が考えることの80%は、ネガティブなことです。人間は、1日に約12,000回から16,000回もの思考活動をするといわれていますが、その80%は悲観的なものです。新型コロナウィルスの発生により、この割合はさらに上昇する可能性もあります。

迫る面接日。ポジティブに考えましょう。

面接日が迫れば迫るほど、ストレスも大きく膨らみます。後ろ向きな考えで頭がいっぱいになり、普段よりも気持ちが落ち着かない日々が続くかもしれません。面接は恐らく電話やビデオを使ってリモートで実施されるでしょう。あなたの不安や心配に拍車をかけているのは、「面接当日に、ツールなどにトラブルが発生したらどうしようか」という懸念でしょうか?

昨今の厳しいビジネス環境の中、私たちはそれぞれ自分の課題に直面しています。しかし、来るべき面接に向けて今はやるべきことに集中しましょう。面接が電話やオンラインで行われようと、前向きでポジティブな姿勢で臨めるように、出来ることを全て実行するのです。

準備を十分にしておけば、ポジティブな心構えを持つことが出来、面接では安心して最高のパフォーマンスを発揮することが出来ます。面接がリモートで実施されても、あなた自身の本来の姿で、自信を持って自分のスキルをアピールすることが出来ます。

面接前に正しい心構えで臨むには

今回は、皆さんが正しく面接の準備をし、前向きに自信を持って当日に臨むことが出来るよう、10ステップに分けてアドバイスをお伝えしたいと思います。

 

1.自分自身を見つめ直しましょう。 「私よりも他の候補者の方が、その仕事に向いているはず」とか、「電話面接やオンライン面接では、自分を上手く表現出来ないかも・・・」など、自分の可能性を狭める思い込みに囚われていませんか?普段使っている言葉をチェックしてみましょう。「絶対に無理」とか「私には出来ない」といった言葉を口にしていませんか?ひょっとしたら、脳にこのような考え方がインプットされているのかもしれません。自覚しないまま、負の考え方に縛られている可能性もあります。

自分自身の考え方を振り返ってみましょう。そして、これまでのキャリアで達成したことを改めて評価してみましょう。自信と安心につながるはずです。面接に進むことが出来たのは、一定の評価を受けたからです。自信を持ってください。オンライン面接だからといって不安に感じることはありません。友人や同僚など他の誰かと実際に会って話をする場面を思い出しましょう。オンライン面接も、これと大差はないはずです。他の候補者もみな同じ条件で面接に臨みます。リモート面接が未経験だからと言って、ネガティブな考えにとらわれる必要はありません。

 

2. 自己評価は冷静に。「他の候補者は優秀な人ばかりだろう」と考える前に、自分自身の特徴や優れた点を思い出してみましょう。自分を信じて面接に臨むことが大切です。

「インポスター症候群」という症状をご存じですか?他の人は自分を認めているのに、自分ではそれを否定してしまう―自分自身を過小評価してしまう症状です。これに苦しんでいる人は少なくありません。「自分が実際以上に優れている、または有能であると他人を騙しているのではないか」という疑念に囚われたり、自分が過去の成功体験には値しない人間だと思い込んでしまうのです。

この症候群にかかってしまうと、「自分の実力では、面接を乗り切ることが出来ない」とか、「これまでの成功はたまたまラッキーだったから」としか考えられなくなってしまいます。昨今の厳しい経済状況で、自分の成功体験を思い出すのは難しいかもしれません。しかし、だからこそ自分自身の成功はまぐれなどではなく、自分自身の能力と努力で勝ち取ったものであると自分自身に言い聞かせ、ネガティブな考えを払拭することが大切なのです。たとえ今の職務が自分自身の希望や成功体験とは多少異なっていたとしても、これまで築き上げ、今身に着けているスキルや経験は、あなた自身の財産なのです。

エリザベス・コックス は、TED-Edで次のように語りました。「『自分は他人よりも劣っている』という劣等感を簡単に払拭することは出来ません。インポスター症候群にかかってしまうと、優れたアイディアを共有したり、自分が得意な仕事やプログラムに応募することに引け目を感じるようになります。自分がこの症候群にかかっていると気が付いたら、自分を肯定出来る経験などを思い出しましょう。きっと乗り越えることが出来ます」。

 

3. 考えすぎないように。面接があなたの人生で重要な分岐点であることは、疑いもない事実です。その仕事を勝ち取ることが出来れば、無数の可能性が目に前に広がる可能性もあります。憧れの会社で働くことが出来るかもしれません。熱望していた業界への道筋も見えてくるでしょう。仕事の目的意識ややり甲斐も高くなるかもしれません。

しかし、面接のことばかりを考えすぎると、余計なプレッシャーがかかり、結果的に精神的にネガティブな影響を受け、準備がうまく進まない可能性も出てきます。近頃の先行き不透明な時代は、特に気持ちが不安定になりやすいものです。自尊心や自信が傷つくだけで、不毛な悩みばかりが生まれてくる可能性もあります。こんな時は、一歩「引き下がって」冷静に事実を見てみましょう。自分が関心を持っている仕事について他の人と話し合い、お互いに相手を知るチャンスにしましょう。自分自身を冷静に見つめなおし、考えすぎないように心がけ、何かを考えるときはその対象の全体像を知ることが基本です。

 

4. 準備は十分に。「準備に失敗すれば、失敗を準備したことになる(if you fail to prepare, prepare to fail)」という格言をご存じですか?これは、ある程度的を射た言葉です。また、準備を十分にしておけば、就職活動に成功する可能性が高くなるだけではなく、面接中の心構えにも影響します。出来る限りの準備をしたという自覚があれば、安心感を持ってリラックスして面接に臨むことが出来るのです。十分な準備は安心感を、安心感はポジティブな心構えを生み、結果的にネガティブな考え方を払拭出来ます。

ところで、電話やオンライン面接の準備は、どのように進めていけば良いのでしょうか。ヘイズでは、以下のブログで大切なポイントなどをご案内しています。

 

5. モチベーションを上げましょう。 自分をモチベートする言葉を持っていますか?歌うことで、自分の気持ちを明るくする音楽を知っていますか?いつもより大き目の音量でその曲に耳を傾けるのも良いでしょう。自分でも驚くような成果を達成したことを思い出したり、面接直前に友人に激励のメッセージを送ってもらう約束をしても良いかもしれません。また、「私は面接を通過出来るレベルの資格や経験を全て備えている」と自分に言い聞かせても良いでしょう。

自分自身にかける言葉もポジティブなものを選びましょう。「面接が楽しみ」や「きっとうまくいく」などが、その一例です。面接は、確かにあなたの人生にとって絶好の機会です。しかし、失敗したとしても次にはもっと良いチャンスが巡ってきます。このことを自分に言い聞かせましょう。

また、「面接に進めたこと自体が光栄なこと」、「今回の面接は、自分自身が学び、成長するための素晴らしい機会」と肯定的に考えることが出来れば、気持ちが明るくなるだけではありません。リバプール・ジョン・ムーアズ大学のデビッド・トッド氏やバンガー大学のジェームス・ハーディ氏、ダラム大学のエミリー・J・オリバー氏が執筆した研究論文によると、モチベーションを高める言葉を自分にかけることでパフォーマンスが向上することは、十分に証明されています。

 

6. 面接はあなたが成長するチャンスです。その結果に関らず、面接から得られる以上の経験は、なかなか積むことが出来ません。ですから、「成功か失敗か」という二者択一的な視点からのみ考えるのは止めましょう。そうすれば、面接前や面接中の心構えもポジティブになるはずです。面接を通過出来なかったとしても、勉強になったことはあったはずです。

昨今の状況下で、このように考えることは難しいかもしれません。

しかし面接に進むことが出来たら、勉強するチャンスと考えて可能な限り様々なことを吸収して下さい。あなたが本当に望んでいるキャリアや、あなた自身の強みや弱点がより明確になり、今後のキャリアで集中すべき点が分かるようになります。これだけでも大きな収穫と言えるのではないでしょうか。

「使い慣れないテクノロジーを使用してみる機会」とか、「リモートで仕事関連のミーティングをするチャンス」と考えることも出来ます。何もかもが初めての経験となるのですから。つまり、あなたがプロフェッショナルとして成長するために、今回の面接で役に立たないことは何一つないと言えるでしょう。面接で失敗したとしても、知識や経験は豊かになっています。これは、決して悪いことではありません。何かを学んでいる限り、後退することはありません。これが理解出来れば、成長のための心構えを育んでいくことが出来るのです。

 

7. リクルーターや力になってくれる人たちに相談してみましょう。アドバイスをしてくれる親類や友人はいますか?思い当たる人がいるならば、今の気持ちや不安を相談してみましょう。気持ちが前向きになるかもしれません。

リクルーターと良好な関係を築くことも重要です。リクルーターは採用活動のエキスパートで、面接担当者とも何らかの関係を持っている可能性があるからです。リクルーターとオンライン面接をしてみることもお勧めです。面接で使うツールをテストしてみましょう。また、応募した仕事や面接の過程に不安や疑問がある場合も気軽に相談してみましょう。これらを大事な面接本番前にすっきりさせ、当日は良好な精神状態でインタビューに臨みましょう。

「今回の募集ポジションは、新しく設定された職種ですか?」、「面接はどのように進められるのでしょうか?」、「電話面接やオンライン面接のコツを教えてください」など、様々な質問をリクルーターにしてみましょう。このような準備を重ねることで、前向きに自信をもって面接に進むことが出来ます。当日は、どのような質問をされても、確りと答えることが出来るでしょう。

 

8. 没頭しすぎないように。面接に向けて十分な準備を重ねることは大切です。しかし面接日が近づいてきたとしても、ビジネスから離れて楽しむ時間を持つことも必要です。自分を見失わず、ストレスを解消するためにも、趣味や興味のある活動には積極的に参加を続けましょう。ニール・イヤール氏は、心理学の専門誌、「Psychology Today」の中で、様々な気晴らしを持つことが日常生活にも好影響をもたらすと述べています。例えば、パズルやビデオゲームのようにシンプルな趣味は、問題解決に当たり自信と自己肯定感を与えてくれます。

趣味や気晴らしはこの他にも沢山ありますが、これらは初めて経験する問題(面接もその一つですが)に対処する能力を高めてくれる効果があります。ある研究では、外を歩いているだけでもストレスを緩和し、認知機能を上向かせる効果が期待出来ることが証明されています。ロックダウンなどで外出が制限されているときは、ヨガや瞑想などにも同様の効果を期待することが出来ます。考えすぎたり、先のことを気にしすぎたりするよりも、今、この瞬間の過ごし方を大切にしましょう。

 

9. 楽しみましょう!つまるところ、面接は新しい出会いを創り出し、あなたのキャリアを次のステップに進める大きなチャンスなのです。この仕事に惹かれた理由をもう一度確りと考えてみましょう。その仕事はあなたにとってどんな意味を持ち、どんな可能性を切り開いてくれそうですか?

新しい仕事に就いたらどんな気持ちか、具体的に想像してみるのもお勧めです。楽しみながら面接の日を迎えても一向に構いません。準備中に自信がわき、ポジティブな気持ちを維持することが出来るでしょう。

 

10. 面接には相応しい服装で臨みましょう。オンラインや電話で面接が行われる場合でも、対面式の面接同様に相応の服装で臨むことが大切です。面接官に見えていなくても良い靴を履くなど細部に配慮すれば、面接前や面接中の気持ちをポジティブに保つことが出来るのです。身だしなみを整え、応募した職種に適した服装をすることで、大事な面接にも物怖じせずに臨むことが出来るでしょう。

服装で気持ちを切替えたいときは、自信を持てる服装をすることです。ノースウェスタン大学のケロッグ経営大学院のサイエンティストであるアダム・ハヨ氏とアダム・D・ガリンスキー氏は、ファッションや服装が自分の心理や自信に影響するという「enclothed cognition(着衣認知理論)」を提唱しています。しかし、面接では、あなたが希望する業界で「適切」と考えられている服装をヒントにする必要があります。例えば、法律事務所や大企業など保守的な傾向がある企業の面接を受ける場合には、ビジネススーツなどが無難でしょう。

クリエイティブ職のように保守色が薄い仕事であっても、面接時にカジュアルすぎる服装をして、モチベーションを低下させてしまうのは考え物です。面接には、目的に相応しい姿勢と集中力が求められます。このケースでは、フォーマルとカジュアルの中間である「スマートカジュアル」が相応しいかもしれません。これらについて不安があるときは、経験豊富でその企業や業界に精通しているリクルーターに相談することをお勧めします。

 

ポジティブに考えることで生まれる力

このブログでは、面接に前向きな気持ちで臨むために必要なツールやアドバイスを述べてきました。私たちは今、非常に困難な時代に生きています。それでも、あなたは前向きになれるはずです。なぜなら、このコラムを読んでいるということは、あなたは既に面接のオファーを受けているということ。これは素晴らしい成果です!

どのように面接に臨むかを決めるのは、あなた自身です。面接の準備をしながら、あなたはどんな言葉を自分にかけていますか?「ドキドキする」、「私を気に入ってくれるかな?」、「答えられない質問をされたらどうしよう?」などでしょうか。それとも、自分の能力に自信を持ち、面接での成功のために準備を進めていますか?

ポジティブな心構えは、面接中に大きな効果を発揮します。他の候補者と同じように自分にもチャンスが与えられたということを理解していれば、自分が今回の面接に値する人材であると自信を持つことが出来るのです。

この心構えが出来れば、面接を楽しみ、面接の時間中ずっとありのままの自分でいることが出来ます。あなたは自信を持ち、質問に明確に答えることが出来、この大きなチャンスに十分に値する人材です。自分自身を見失わず、自分らしくあることが大切なのです。

 

執筆者

https://www.hays.co.jp/documents/portlet_file_entry/276768/Marc-Burrage-pix_HK-2014.jpg/65dfa43e-664b-6744-e62a-5841ae6e230e?&imagePreview=1

マーク・ブラジは、20199月にヘイズ・ポーランドのマネージング・ディレクターに就任しました。現在は6つオフィスに在籍する約400名の従業員を統括しています。マークは、2012年に香港のリージョナル・ディレクターとしてヘイズに入社し、2014年にはアジアのヘイズ・タレント・ソリューションズ事業の責任者に任命されています。2015年にはヘイズ・ジャパンのマネージング・ディレクターに選任され、正社員・契約社員の紹介やエグゼクティブサーチ、派遣事業、業務委託等ビジネス全般の成長をリードしました。幅広い業界や仕事に関する専門知識を持ち、英国、オーストラリア、ニュージーランド、アジアでビジネスの成長と成功に貢献した実績を有しています。リクルートメント産業に入る前は、自動車産業においてセールスやマーケティングの管理職などさまざまな経験を積みました。ビジネス・トランスフォーメーションやチェンジ・マネジメント分野での経験が豊富で、CFT(クロスファンクショナル・チーム:経営課題の解決などのために、様々な部門からメンバーを招集して構成されるチーム)の立ち上げ、育成、統括に精通しています。リーダーシップ・インスティテュート・オブ・ニュージーランドの理事であり、アシュリッジ・インターナショナル・ビジネビジネス・スクールでは経営戦略を学びました。

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