IT転職/就職に役立つ資格は?おすすめ資格とPR手法を解説
IT業界への転職を検討している方の中には、何らかのIT関連の資格があれば転職に活用できるのではと考える方も多いでしょう。ITの資格が転職に役立つと答える人もいれば、経験やスキルが重要で資格は意味がないという意見もあります。
目次
- IT転職に資格は意味がないと言われる理由・資格を取る際の注意点
- IT転職で資格取得する必要性・メリットは?
- IT転職に有利!取るべき資格の種類
- 資格のおすすめ勉強法
- まとめ:IT転職で資格を効率的にアピールするには
- IT転職ならヘイズ・ジャパンへ
IT転職に資格は意味がないと言われる理由・資格を取る際の注意点

「資格より実務が大切」
「資格取得が目的になってしまう」
「知名度・難易度の低い資格の取得はメリットが少ない」
知名度や難易度の低い資格を履歴書に記載しても、あまり評価されないことがあります。基本的な知識の習得を目的とした資格取得の場合は問題ありませんが、転職活動での大きなアピールにはならない可能性があります。資格取得には少なくない時間・費用がかかることもあるため、キャリアプランをしっかりと考えたうえで目的に応じた資格取得をすることが重要です。
IT転職で資格取得する必要性・メリットは?

1. 体系的な知識があることを証明できる
2. 取得を目指して勉強中の場合でも前向きな姿勢は評価される
3. 今後の伸びしろに期待してもらえる
資格を取得した経緯や自身の考えをしっかり伝えられれば、学ぶ意欲が高い人材であるとアピールになるかもしれません。
4. 資格保有が選考基準になっている場合も
5. 資格手当で年収アップ
IT転職に有利!取るべき資格の種類

【IT転職でおすすめの資格26選】
# |
名称 |
資格種類 |
カテゴリー |
1 |
ITパスポート |
国家資格 |
IT職種全般 |
2 |
情報セキュリティマネジメント |
国家資格 |
|
3 |
基本情報技術者 |
国家資格 |
|
4 |
応用情報技術者 |
国家資格 |
|
5 |
ITストラテジスト |
国家資格 |
マネジメント向け |
6 |
プロジェクトマネージャ |
国家資格 |
|
7 |
ITサービスマネージャ |
国家資格 |
|
8 |
システム監査技術者 |
国家資格 |
|
9 |
エンベデッドシステムスペシャリスト |
国家資格 |
エンジニア向け |
10 |
システムアーキテクト |
国家資格 |
|
11 |
データベーススペシャリスト |
国家資格 |
|
12 |
ネットワークスペシャリスト |
国家資格 |
|
13 |
情報処理安全確保支援士 |
国家資格 |
|
14 |
AWS認定試験 |
ベンダー資格 |
- |
15 |
オラクルマスター |
ベンダー資格 |
- |
16 |
オラクルJava SE 11 認定資格 |
ベンダー資格 |
- |
17 |
Microsoft認定資格プログラム |
ベンダー資格 |
- |
18 |
シスコ技術者認定プログラム |
ベンダー資格 |
- |
19 |
Google Cloud認定資格 |
ベンダー資格 |
- |
20 |
PMP |
ベンダーニュートラル資格 |
- |
21 |
ITIL® 4認定資格 |
ベンダーニュートラル資格 |
- |
22 |
公認情報システム監査人 |
ベンダーニュートラル資格 |
- |
23 |
CISSP |
ベンダーニュートラル資格 |
- |
24 |
Python3エンジニア認定基礎試験 |
ベンダーニュートラル資格 |
- |
25 |
G検定 |
ベンダーニュートラル資格 |
- |
26 |
E検定 |
ベンダーニュートラル資格 |
- |
すべてのIT職種向け|国家資格
- ITパスポート
- 情報セキュリティマネジメント
- 基本情報技術者
- 応用情報技術者
ITパスポート
IT未経験者・初心者を対象に、IT業界で働く人材が共通して備えておくべき情報技術に関する基礎知識を問う試験です。
- 試験日:随時
- 受験者数:231,526人(2022年度)
- 合格率:51.6%(2022年度)
情報セキュリティマネジメント
情報セキュリティリーダー業務に従事する人材が対象。情報セキュリティマネジメントの計画・運用・改善を通じて組織の情報セキュリティを確保し、脅威から継続的に組織を守るための基本的スキルを問う試験です。
- 試験日:随時
- 受験者数:28,551人(2022年度)
- 合格率:56.2%(2022年度)
基本情報技術者
ITエンジニアの登竜門として知られる資格。高度なIT人材となるために必要な基本知識や技能、実践的な活用能力を問う試験です。
- 試験日:随時
- 受験者数:101,620人(2022年度)
- 合格率:37.4%(2022年度)
応用情報技術者
ワンランク上のITエンジニアを目指す人材が対象。技術から管理、経営までの幅広い知識と応用力、システム開発やIT基盤開発などの局面で高いパフォーマンスを発揮する能力を問う試験です。
- 試験日:年2回
- 受験者数:68,518人(2022年度)
- 合格率:25.3%(2022年度)
マネジメント向け|国家資格
次に、マネジメント職向けに取得が推奨されているのが、以下の4つの国家資格です。
- ITストラテジスト
- プロジェクトマネージャ
- ITサービスマネージャ
- システム監査技術者
いずれの資格試験も、マネジメントやITコンサルタントの職種を目指す人向けのもので、経済産業省管轄下の情報処理推進機構(IPA)が運営しています。各資格の簡単な概要や受験者数、試験日、合格率を以下にまとめました。
ITストラテジスト
- 試験日:年1回
- 受験者数:4,972人(2023年度)
- 合格率:15.5%(2023年度)
プロジェクトマネージャ
- 試験日:年1回
- 受験者数:7,382人(2022年度)
- 合格率:14.1%(2022年度)
ITサービスマネージャ
- 試験日:年1回
- 受験者数:1,936人(2023年度)
- 合格率:15.2%(2023年度)
システム監査技術者
- 試験日:年1回
- 受験者数:1,972人(2022年度)
- 合格率:15.9%(2022年度)
エンジニア向け|国家資格
- エンベデッドシステムスペシャリスト
- システムアーキテクト
- データベーススペシャリスト
- ネットワークスペシャリスト
- 情報処理安全確保支援士
エンベデッドシステムスペシャリスト
- 試験日:年1回
- 受験者数:2,415人(2022年度)
- 合格率:19.7%(2022年度)
システムアーキテクト
- 試験日:年1回
- 受験者数:3,679人(2023年度)
- 合格率:15.8%(2023年度)
データベーススペシャリスト
- 試験日:年1回
- 受験者数:8,445人(2022年度)
- 合格率:17.6%(2022年度)
ネットワークスペシャリスト
- 試験日:年1回
- 受験者数:10,395人(2023年度)
- 合格率:14.3%(2023年度)
情報処理安全確保支援士(旧:情報セキュリティスペシャリスト)
- 試験日:年2回
- 受験者数:24,278人(2022年度)
- 合格率:20.2%(2022年度)
転職活動で有利に働く民間(ベンダー)資格
- AWS認定試験
- オラクルマスター
- オラクルJava SE 11 認定資格
- Microsoft認定資格プログラム
- シスコ技術者認定プログラム
- Google Cloud認定資格
- PMP
- ITIL® 4認定資格
- 公認情報システム監査人(CISA)
- CISSP
- Python3エンジニア認定基礎試験
- G検定
- E資格
以下に13の資格の詳細を説明します。
AWS認定試験
- 受験日:随時
- 受験者数:非公開
- 合格率:非公開
オラクルマスター
- 試験日:随時
- 受験者数:非公開
- 合格率:非公開
オラクルJava SE 11 認定資格
- 試験日:随時
- 受験者数:非公開
- 合格率:非公開
Microsoft認定資格プログラム
- 試験日:随時
- 受験者数:非公開
- 合格率:非公開
シスコ技術者認定プログラム
- 試験日:随時
- 受験者数:非公開
- 合格率:非公開
Google Cloud認定資格
- 試験日:随時
- 受験者数:非公開
- 合格者数:非公開
PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)
- 試験日:随時
- 受験者数:非公開
- 合格率:非公開
ITIL® 4認定資格
- 試験日:随時
- 受験者数:非公開
- 合格率:非公開
公認情報システム監査人(CISA)
- 試験日:随時
- 受験者数:非公開
- 合格率:非公開
CISSP
- 試験日:随時
- 受験者数:非公開
- 合格率:非公開
Python3エンジニア認定基礎試験
- 試験日:随時
- 受験者数:非公開
- 合格率:非公開
G検定(ジェネラリスト検定)
- 試験日:年6回(2024年予定)
- 受験者数:3,309人(2023年第4回)
- 合格率:72.23%(2023年第4回)
E資格(エンジニア資格)
- 試験日:年2回
- 受験者数:1,065人(2023年第2回)
- 合格率:68.45%(2023年第2回)
資格取得のおすすめ勉強法
1. 隙間時間の活用
2. オンライン学習サービスの利用
3. 学習の習慣化
まとめ:IT転職で資格を効率的にアピールするには

資格取得の過程で、自分で達成できたこと、強みだと思ったことを整理すると、後々の転職活動でのアピールポイントが見えてきます。
例えば、仕事と試験勉強を両立して合格できた場合、次の点をアピールポイントとして掲げることができます。
- 目的達成に向けて進捗を管理できる「計画性」
- やると決めたら最後までやり切る「努力の姿勢、目標に向き合うスタンス」
- 難易度の高い資格取得を成し遂げた「結果・知識量」
IT転職なら、ヘイズへ
お気軽にご相談ください。
「今の仕事からステップアップしたいが、どのような資格を取得すべきかわからない」
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