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採用担当者を惹きつけるカバーレターを書くために

採用担当者を惹きつけるカバーレターを書くために

リクルーターや採用担当者のもとには、1件の募集ポジションに数百通に上る応募書類が送られることも珍しくありません。多数の書類の中から目を止めてもらうためにも、カバーレターを効果的に活用しましょう。一般的に企業は履歴書を読む前にカバーレターに目を通します。つまり、カバーレターは、あなたのスキルや価値を最初にアピールできる書類なのです。

カバーレターは焦らず、よく考えた上で作成しましょう。

 

カバーレターとは?

基本的なことを確認しましょう。カバーレターは、あなたをプロフェッショナルとして紹介するための書類です。オンライン用の応募書類にメッセージを追加したり、履歴書を添付したメールに書き添える形式が一般的です。

履歴書の前に、あなたがそのポジションに相応しい人材であることをカバーレターで簡潔に伝えましょう。

 

カバーレターの書き方

1. リサーチから始めましょう。

求人広告や求人票を読み、求められているスキルやトレーニング、経験を表現するために使われているキーワードにアンダーラインをつけましょう。注意しなければならないのは、採用管理システム(ATS)の審査を意識してカバーレターにキーワードを使い過ぎないようにすることです。

また、企業のウェブサイトやソーシャルメディアのコンテンツ、その企業のマネジメント層によるソーシャルメディアやオンラインに掲載されている従業員のレビューなどもチェックしましょう。これによりカバーレターの文調や、応募先企業が属している業界、文化、価値観など記入した方が良いと思われるポイントも分かってきます。

 

2. あなた自身のメッセージを伝えましょう。

あなたは何故そのポジションに興味を持ったのでしょう?そのポジションへの適性は? 実は、候補者の全員がこうした情報をカバーレターに記載することで自分自身の強みを伝える努力をしているわけではありません。ありふれた文言ではなく、自分自身のメッセージを記しましょう。これを読む採用担当者があなたに関心を持つ可能性が一段と高くなります。

 

3. 導入部で読み手を惹きつける工夫を。

書き出しは、読み手の関心を引き寄せる大切な部分です。採用担当者があなたに興味を持つか否かは、最初の一文で決まると言っても過言ではありません。ここで、あなたが応募先企業が求めるものを確りと理解していることを強くアピールする必要があります。

この場合、一般的な挨拶文(「この度、XYZに応募した〇〇と申します」など)よりも、あなたが独自に培ってきたセールスポイント(USPunique selling points)などを伝えるほうが効果的です。USPには、その業界に関する知識やスキル、経験、成果など、採用担当者の課題解決に役立つようなポイントが含まれます。

また、その企業に共通の知人等がいる場合には、これを伝えておくと良いでしょう。例えば、今回の応募を知ったきっかけが友人の紹介であったり、その企業の知人を介していた場合がこれに該当します。ひょっとしたら、あなたが適任だと考えた友人や知人が採用担当者に紹介済みかもしれませんし、その企業のサプライヤーや競合企業の従業員として、すでに面会したことがあるかもしれません。

 

4. あなたの実績を証明する事実を書き添えましょう。

応募先の企業や応募したポジションにどのような貢献ができるのか、また、チャンスを与えられたらどのように活かすことができるのかをカバーレター全般にわたって伝えましょう。また、あなたの実績を裏付ける具体例を記載して、あなたがその企業にとって適切な人材であることをアピールしましょう。リクルーターや採用担当者が求めているのは、奇をてらった言葉や「決まり文句」のような具体性に欠けた文言ではありません。あなたの実績を効果的に訴えて、履歴書を読んでもらう前に選考漏れとならないよう気をつけましょう。

 

5. 細部にも配慮した書き方を。

カバーレターがリクルーターや採用担当者の手元に直接届くよう、宛名の確認をしておきましょう。こうした情報は以前よりも入手しやすくなっていますので、担当者の氏名やカバーレターの宛先を間違えても弁解の余地はありません。

カバーレターの終わりには、連絡が取れる日時などと共に、応募した仕事に対する意欲も力強く記しておきましょう。結びの言葉は、「Kind regards(敬具)」や「Yours sincerely(敬白)」など、正式な文言を使用してください。また、電話番号やメールアドレス、LinkedInURLも忘れずに記入しましょう。

 

6. 送付前にカバーレターを読み直しましょう。

誤字・脱字はないか、フォーマットは適切なものを使用しているか確認してください。オンラインで提出する場合は、スペルチェック機能を備えたMicrosoft社のWordの使用をお勧めします。また、Wordで作成した場合には、メールやオンライン上で適切なフォーマットに変換されているかもチェックしましょう。長すぎる文章は、威圧感を与えます。段落ごとに区切る、箇条書きにするなど読みやすくなるよう工夫しましょう。

 

「選ばれる」カバーレターを作成するために

簡潔で、応募先企業やポジションに関連する内容にすること。1ページ以内にまとめましょう。
応募動機を伝えること。
カバーレターは、履歴書や職務経歴書LinkedInのプロフィールを補完するためのものですので、これらと全く同じ内容にならないよう気をつけましょう。例えば、あなたの経歴の中で今回の応募に関連性が高いものなどを強調してみましょう。
カバーレターは、リクルーターや採用担当者に直接送る「手紙」であり、あなた自身を売り込むための書面です。プロフェッショナルに相応しい言葉遣いをするのはもちろんですが、読み手の関心を引き、募集ポジションに関心を持っていることを伝えるためにも「対話」を意識した訴求力が求められます。

履歴書などと同様に「organise(組織力)」や「supervise(指揮監督)」など、あなたの活動や実績を表す強い言葉を効果的に使いましょう。
(メール等で送信する場合)可能であれば、件名(subject line)にも分かりやすい表現を心がけましょう。