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転職チャンスを生むLINKEDINでの正しいアピール法

転職チャンスを生むLINKEDINでの正しいアピール法

 

LinkedInは、新しい仕事情報の獲得やスキルの習得、キャリアアップに役立つコンテンツの宝庫です。ユーザー数は7億人を超え、その中には人材紹介会社のリクルーターやあなたが将来就職するかもしれない企業も含まれています。また、求人情報も何百万件と掲載されており、希望の仕事探しには最適のサイトであると言えるでしょう。

今回のブログでは、ユーザーの皆さんがLinkedInで注目を集めるコツ、求人情報を検索する際に役立つ無料のリソースやツールをご案内します。

 

目次

  1. プロフィールは最新の状態に
  2. 編集部おすすめのLinkedIn活用法
  3. LinkedInの活用をおすすめする人
  4. LinkedInの使い方
  5. 1次・2次・3次つながり
  6. LinkedInでの転職活動、会社は気づく?
  7. 外資系企業への転職ならヘイズ・ジャパン

 

プロフィールは最新の状態に

 
 
 

LinkedInのプロフィールは、プロフェッショナルとしてのあなたの経歴をプレゼンするデジタルデータです。つまり、リクルーターや企業の人材採用担当者が一番初めに注目するデータなのです。初めて作成する場合でも既存のデータを更新する場合でも、このことを念頭に置いておきましょう。必要な記入欄にはもれなく情報を記載し、職歴やスキルは最新の内容に更新しておきましょう。自己紹介には、あなた自身のアピールや経験も書いておくと良いでしょう。

最新のプロフィール写真

 第一印象は大切です。プロフィールの写真欄には、プロフェッショナルとしてのあなたをアピールできる写真をアップロードしておきましょう。写真を載せた場合、閲覧数やつながりを求める数は、載せていない場合と比べて、それぞれ21倍、約9倍に拡大します。

普段仕事で着ている服を着て、顔のサイズが写真全体の60%を占めるようにすれば注目を集めやすくなります。また、こちらのサイトでは、プロフィール写真掲載のポイントについてご案内していますので、ご参考にお読み下さい。

専門知識や経験を強調 

プロフィールの自己紹介は、「エレベーターピッチ」であると心得ましょう。つまり、短時間で相手を惹き付けることが必要です。プロフェッショナルとして活躍した経歴をまとめ、仕事の動機や新しい仕事への希望などを簡潔に伝えましょう。長さは4行から5行程度が望ましいでしょう。箇条書きにしても良いかもしれません。職歴欄には経験した職務の他、そのためにどのような責任を担ってきたのかを記入します。

この他、自分の強みや実績、応募職種に関連する職歴やサイドプロジェクト、ボランティアの経験も忘れずに記入しましょう。プロフィールを見たリクルーターが、あなたの能力を把握しやすくなります。アピールしたい記事や著作物がある場合は、注目のコンテンツを活用するのもお勧めです。この欄には、あなたがLinkedInに執筆した記事を紹介・再掲したり、外部で発表した作品などを画像や文書、リンクの形で提示することも出来ます。

スキルを目立たせる 

スキルの欄は、他の欄よりも強調して目立つように記入しましょう。企業の採用担当者やリクルーターが、あなたの適職を見つけやすくなります。5つ以上のスキルを登録しているユーザーには、企業や他の登録者からのコンタクトが27倍以上にも伸びています。つながりが増えれば、あなたのスキルに対する支持も増加します。あなたのスキルを支持してくれた登録者の氏名や写真は、あなたのプロフィールのスキル欄の隣に表示されます。

また、スキルテスト機能を活用すれば、プロフィールに追加した知識やスキルの習熟度をアピールすることも出来ます。表示されるテストの質問に答え、あなたの実力をアピールしましょう。ラーニングコースを活用すれば、不足しているスキルの補強をすることも出来ます。最近では、Microsoft社との提携により、無料で活用できる約1,000時間のオンラインコースもスタートしました。opportunity.linkedin.comにアクセスし、役立つスキルをどんどん身につけましょう。

求職中であることを知らせる

現在お仕事をお探し中であれば、Open-to-Work機能の活用をお勧めします。この機能を活用すると、あなたのプロフィール写真の周りに「#OPENTOWORK」という文言の入った、緑色のフォトフレームが表示されます。こうしておけば、リクルーターやLinkedInであなたと繋がっている人たちは、あなたが求職中であることをすぐにキャッチすることが出来ます。

また、興味のある職種や希望勤務地を指定しておくと、リクルーターが候補者をリサーチする際に、あなたのプロフィールが該当候補者としてヒットするように手配することも出来ます。現在、この機能を使用しているユーザーはおよそ250万人に達しますが、活用後はリクルーターからのメッセージが40%、LinkedInコミュニティからのメッセージが20%増加したとのデータもあります。

氏名の正確な発音法を知らせる

 相手の氏名を正しく発音することは、一般的なマナーでもあり、第一印象を決定づける大切な要因でもあります。特に採用面接などでは、好印象を持ってもらうためにも、相手の名前は正しく発音しましょう。あなたの名前が発音し難いものならば、オーディオレコーディング機能を使ってみましょう。この機能を使えば、氏名を音声で録音してプロフィールの欄に掲載することが出来ます。あなたのプロフィールを確認したユーザーは、これを聞くことで、あなたの名を正しく発音してくれるようになります。また、他のメンバーの名前の発音を知りたいときは、そのメンバーが掲載している録音を聞いて確認しましょう。

プロフィールを更新し、スキルや職歴を分かりやすく書き直すことが出来たら、次は適職探しです。

LinkedInで培ったネットワークを活用する

 あなたが築いたネットワークは、新しい仕事を見つけるための出発点として優れた効果を発揮します。ネットワークでつながった他のユーザーから転職に関する有益なアドバイスやサポートを受けることも出来るでしょう。

50人とつながっているだけで、転職活動への効果は大きく異なります。当初は家族や友人、同僚など身近にいる人たちからネットワークを広げていきましょう。もしかしたら、その中の一人があなたのような人材を欲しがっている企業とつながっているかもしれません。

紹介を依頼する 

LinkedInユーザーは、ネットワークを介してつながりを持った企業に採用される確率が、およそ4倍ほど高くなっています。ネットワークでつながった他のユーザーに連絡するときは、どのようにそのユーザーを知ったのか、なぜ自分がその仕事に適しているのかを改めて伝えて下さい。

求人アラートを設定する

 求人ページでは、役職名や勤務地、リモートワークの有無、業界、企業名などで求人情報を検索することが出来ます。また、求人アラート機能を設定しておけば希望の求人情報が掲載されたときに連絡を受け取ることが出来ますので、応募のチャンスを逃すこともありません。

売り手市場が続く昨今は、求職者間の激しい競争が続いています。就職・転職活動は、攻めの姿勢で展開していきましょう。今回のアドバイスを参考に皆さんのプロフィールがリクルーターや企業、他のユーザーの目に留まり、新たなチャンスが広がっていくことをお祈りしています。 なお、opportunity.linkedin.comでは、LinkedInの使い方についてさらに詳しいアドバイスを掲載しています。無料で使用できるリソースもご案内していますので、ぜひご一読下さい。

著者

アダム・ホーキンズ
サーチ&スタッフィングのヘッド
アダム・ホーキンズは、LinkedInのEMEAにおけるサーチ&スタッフィングのヘッドに就任。20年に及ぶリクルート業界での経験を持ち、世界中の大手リクルートやエグゼクティブ・サーチ会社の信頼できるアドバイザーとして活躍している。彼のチームはリクルーターのパートナーとして、LinkedInの7億人以上のメンバーから得られるユニークなデータ、インサイト、人材トレンドを活用し、クライアントにとって最適な人材を迅速に見つけられるようサポートしている。
LinkedInに入社する前は、Adecco Groupで18年以上にわたり、数々のシニアリーダーシップや役員を務めていた。

 

 

 

 

 

編集部のLinkedInおすすめ活用方法

 
編集部おすすめのLinkedIn活用方法を紹介します。LinkedInに登録した後は、外資系企業や海外企業への転職を目的とした活用方法だけでなく、ビジネス上のつながり構築や自分の市場価値の調査などさまざまな使い方が可能です。
 
また、希望するポジションへの転職を成功させるために知っておきたいコツもあります。特に、外資系企業の場合は自己PRや英語プロフィール、LinkedIn上でのつながりも重要です。LinkedInならではのポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
 

LinkedInの活用をおすすめする人

LinkedInユーザーは、日本国内よりもアメリカやヨーロッパなど海外に多い傾向が見られます。そのため、大手グローバル企業や外資系企業、今後日本への進出が見込まれる海外企業などへの転職を目指す人には特におすすめです。専門スキルや経験を見た企業の採用担当者や転職エージェントから、ヘッドハンティングを受ける可能性もあります。
 
今すぐ転職する予定がなくても登録しておけば、どのようなオファーがもらえるのか知ることができるため、自分の市場価値やポテンシャルを調べる用途でも有用です。また、ビジネス特化型のSNSであるLinkedIn上でビジネスネットワークを構築しておくと、情報交換や人材探しにつながるでしょう。
 

外資系企業や海外企業の日本法人への転職に興味がある人

全世界で8億5000万人を超えるLinkedInユーザーの大半は、海外在住または外資系企業に在籍しています。そのため、外資系企業や海外企業の日本法人への転職を考えている人にとって、LinkedInはマストといえます。
 
グローバル企業や外資系企業の日本法人を狙っている人にとって、LinkedInは有益なツールです。大手企業はもちろん、日本に初めて進出する外資系企業が初期メンバーをLinkedIn上で募集するケースが多く見られます。
 
海外に出て働きたい場合、LinkedInを活用することで世界中のユーザーとつながりを構築し、自身をアピールできます。プロフィールを英語で記載しておけば、ページを見た現地企業からスカウトオファーを受ける可能性もあります。
 

自分の市場価値を知りたい人

今すぐ転職する意向がなくても、現時点での市場価値を知ることは重要です。というのも、LinkedInに登録し、プロフィールを充実させておくと、興味を持った転職エージェントやヘッドハンターから声がかかる可能性があるからです。
 
転職するとしたらどれくらいのオファーをもらえるのか、どの項目が評価されているのか、といった自分の市場価値を認識できるため、今後のキャリアプランの形成や転職の判断材料として役立ちます。
 
LinkedIn上でのオファーには、大手グローバル企業をはじめハイレベルな外資系企業も含まれます。より好条件なオファーをもらうために不足している部分を客観的に理解でき、市場価値を高めるモチベーションにもつながるでしょう。
 

転職エージェントから声をかけられたい人

転職エージェントからのスカウトやヘッドハンティングのチャンスを広げておきたい人にも、LinkedInの登録をおすすめします。LinkedInユーザーには、転職エージェントの担当者や企業の採用担当者、ヘッドハンターも含まれます。
 
また、求人検索機能も搭載されているので、自分のプロフィールを見て「まずは話してみませんか?」といった連絡が来るケースも多く見られます。
 
ダイレクトリクルーティングが浸透している海外のビジネス市場では、LinkedIn経由での人材採用はごく一般的です。専門性を備えた人材を求めるグローバル市場において、ポジションや企業によってはSNS上でハイクラス人材を探すことも珍しくありません。希望する転職条件や待遇を記載しておくと、マッチした案件を転職エージェントから紹介される可能性もあるでしょう。
 

ビジネスネットワークを広げたい人

LinkedInは転職活動だけに留まらず、ビジネスネットワークを拡大する上で役立ちます。基本的に実名で登録するLinkedInは、どの企業や部署の人が利用しているかがわかります。そのため、有意義な情報交換ができる相手を見つける手段としても活用できます。
 
また、スタートアップ起業などにおいて、新しいビジネスパートナーを見つけたい場合にも、必要なスキルや経験を持つ人材を検索し、コンタクトを送ることが可能です。つながりが広がるSNSの特徴を活かせば、業種や国を超えた幅広い人脈を構築できるでしょう。
 

LinkedInの使い方

LinkedInの具体的な使い方としては、まず自分の職務経歴やスキルを公開することです。LinkedInの個人ページは、名刺やレジュメの役割を果たします。また、つながり機能を活用して、興味のある人やビジネス関連の人と交流することも可能です。
 
外資系企業への転職や海外勤務を検討している場合は、英語のプロフィールも登録しておくとオファーのチャンスが増えます。
 

おすすめTIPS① 経歴・スキルを公開する

LinkedInのプロフィールは、ビジネス上の履歴書や自己紹介としての役割があり、公開する経歴やスキルの入力は最も重要といえます。世界中のLinkedInユーザーが自分の経歴やスキルを閲覧できるため、ヘッドハンティングやスカウトオファーが来るチャンスが広がります。
 
転職エージェントの担当者や企業の採用担当者がプロフィールを読み、自分という人物像を理解できるよう、わかりやすくまとめることが大切です。過去の職務経歴だけでなく、これまでの実績やマネジメント経験なども入れましょう。また、どのようなモチベーションを持って仕事に取り組んだか、どの点にやりがいを感じていたか、といった点も盛り込めると理想的です。
 

おすすめTIPS② つながりを作る(My Network)

LinkedInの基本機能である「つながり(Connections)機能」は、TwitterのフォローやFacebookでの友達に相当する機能です。自分のビジネスに関係する人や興味ある人とつながり(My Network)を作り、評判や情報、アドバイスを求めることが可能です。また、他のユーザーとの共通点も見つけやすく、転職やビジネスにつながるケースもあります。
 
同業界で働いている人や自分と類似したポジションの人など、興味を感じた相手にアプローチできます。検索ウィンドウに企業名や学校名などのキーワードを入力すれば、企業や大学のページ経由でつながりを探すことも可能です。
 
ただ「つながり申請」やメッセージを送れるかどうかは、相手の設定によります。自分の設定は、プロフィールの設定で変更可能です。
 

おすすめTIPS③ 英語でもプロフィールを掲載する

外資系企業への転職を検討している場合は、日本語だけでなく英文のプロフィールも掲載しましょう。外資系企業の採用担当者は日本語ネイティブではない可能性が高く、海外企業の日本法人であっても日本人であるとは限りません。英文プロフィールを掲載することで、採用担当者の目に留まる確率がアップします。
 
実際にユーザーの多くは日本語と英語のプロフィールを作成しています。プロフィールを充実させておけば、外資系企業の選考に必要なレジュメにも転用可能です。LinkedInのメリットを十分に得るためにも、英文プロフィールでアピールしましょう。
 

1次・2次・3次つながりの意味

 
LinkedInでは、自分がつながっているユーザーのことを「つながり(Connections)」と言いますが、いくつかの分類があります。自分が直接つながっているユーザーは「1次」と表示され、1次とつながりのあるユーザーは「2次」、2次とつながりのあるユーザーは「3次」と呼ばれます。
 
つながりの度合いは、検索結果やプロフィールの名前の横に「1」「2」「3」というアイコンが付いています。相手のプロフィールページにて「つながりを申請」をクリックし、リクエストを送信できるのは2次つながりまでです。
 

LinkedInでの転職活動、会社は気づく?

 
転職活動を検討している人の中には「会社に気づかれずに転職したい」と考える人もいるでしょう。LinkedInを利用していることを、会社の人に知られる可能性はゼロではありません。利用自体は誰に知られても支障はありませんが、問題は転職活動を疑われる場合がある点です。
 
とはいえ、注意すれば気づかれることなくLinkedInでの転職活動を進められます。取るべき対策法としては、以下の項目が挙げられます。
 
  • プロフィールの情報公開設定をOFFにする
  • 勤務先企業や関連企業はあらかじめブロックする
  • 足跡機能が付かない「プライベートモード」に設定する
上記に加えて、転職活動を連想させるアクティビティの公開にも要注意です。公開範囲を1次つながりまでに限定することで、2次や3次のつながりとして表示される相手に自分のページを知られる可能性がなくなります。
 
スカウトメールの内容を知られない限り、転職活動に会社が気づくことはないでしょう。万が一現職の会社にバレた場合、トラブルや関係悪化といったリスクも考えられるため、対策を行っておくことは重要です。
 

まとめ 外資系企業への転職ならヘイズ・ジャパン

ビジネス特化型SNSのLinkedInは、グローバル企業への転職に有効なツールです。無料で登録できる上、求人検索機能やスキル獲得、キャリアアップに役立つコンテンツが充実しています。つながり機能を使えばビジネスネットワークを構築し、将来の転職や独立に役立てることも可能です。
 
転職活動について現職の会社に気づかれたくない場合は、非公開設定や勤務先企業のブロックなどの注意点に配慮しましょう。

ヘイズ・ジャパンでは、外資系企業を中心にスペシャリスト求人を多数扱っています。2012年にLinkedInに参加し、当時は12万人程だったフォロワーは600万人を突破。
現在、人材業界でLinkedInフォロワー数第1位です(弊社調べ、2022年12月22日時点)。LinkedInでは、調査に基づく最新レポート、転職や採用にまつわる疑問に答える記事など、最新情報を随時更新中。ぜひフォローして、人材や市場の動向のキャッチアップにお役立てください。 フォローはこちらから。
 
ヘイズ・ジャパンでは手厚い転職サポート体制により、海外企業への転職に必要な支援を提供可能です。下記より無料会員登録が可能ですので、まずはお気軽に希望の転職条件についてお聞かせください。
 
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