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ヘイズ採用動向リポート 「インサイドストーリー」 ライフサイエンス業界編を公開
ライフサイエンス業界の求人が新型コロナウィルス感染拡大で急増、一方で人材不足も

 

外資系人材紹介会社ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(本社:港区、マネージング・ディレクター:リチャード・アードリー、以下ヘイズ)はこの度、採用動向レポート「インサイドストーリー」のライフサイエンス業界編を公開しました。

近年、規制緩和や新製品の市場投下が加速化したことにより、日本のヘルスケア産業には明るい兆しが見え始めていますが、新型コロナウィルス感染拡大や高齢化に伴う医療ニーズの高まりにより、さらに拍車が掛かりました。

デジタル化も急速に進み、ヘルスケア産業の人材需要が急拡大しています。

高まる需要に反して不足する人材

ライフサイエンス企業の人材ニーズは国内外を問わず高まっています。しかし、この分野での人材不足は深刻な状況が続いており、とりわけ今回の新型コロナウィルス感染拡大により優秀な人材に対する需要は一段と高まりました。

求められるのはビジネススキルと技術を兼ね備えた人材。データ分析能力にも熱い視線

堅調な需要が見られるのは技術とビジネス双方のスキルを持つ人材で、最近ではクリニカル・リサーチ・アソシエート(CRA)、メディカル・サイエンス・リエゾン(MSL)、メディカル・エキスパート、ファーマコビジランス(PV)担当者や品質保証(QA)担当者、マーケティングの専門家などジュニア・ミドルレベルの職種に特に強い需要が見られます。最近はこれらの職種でも、ライフサイエンス分野の博士号の重要性が一段と高まっており、学士号で十分とされてきた従来の傾向と比べると、大きな変化が見られます。また、コミュニケーション能力も重要な条件です。特に高い英語力は必須条件であるといえるでしょう。急速なデジタル化によりリアルワールドデータの活用が普及している昨今は、ライフサイエンス産業でも定量分析や健康関連のデータ分析能力を重視する傾向が高まっています。

シニア職の需要も上昇

クリニカル・ディレクターやセーフティ責任者、メディカル・ディレクター、マーケティング責任者など、シニアレベルの職種にも高いニーズがあります。これらの職種で成功するためには、他の事業部門との折衝能力や対応力、プレシジョン・メディシン(個別化医療)の立案能力、病理学に関する優れた科学的専門知識、定量分析のスキルなどが必要です。この背景には、患者中心の医療が進んだことにより、医療界のトレンドや将来の変化を見極めることが出来る上級リーダー職が必要になったことが挙げられます。

ヘイズ・ジャパンのマネージング・ディレクター、リチャード・アードリーは次のように述べています。「治療や薬品の品質改善とプレシジョン・メディシンの前進を実現する新技術を導入する企業が増えている今、日本のライフサイエンス業界は変革とチャンスの時代を迎えているといえるでしょう。変化に乗り遅れず、早期に成功を収めるためにも、ライフサイエンス業界へ応募を考えている求職者には、データ分析やコーディング技術のスキルアップをお勧めします。創造的な働き方を導入し、新たな能力を活用していくことが、現在の低迷を打破するために重要なのです」

日本のライフサイエンス分野に関するインサイドストーリーの全文は、こちらをご覧ください。

ヘイズは、専門性の高いプロフェッショナルを対象に人材紹介サービスを提供しているリクルートメントのグローバル・エキスパートです。