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自分に合う企業を見極めるための逆質問とは?

外資系人材紹介会社ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(本社:港区、マネージング・ディレクター:グラント・トレンズ、以下ヘイズ)は、「自分に合った企業を見極めるための逆質問」について発表しました。現在多くの業界で人材不足が深刻化しており、優れたスキルを持つ人材にはより多くのチャンスがあるといえます。数あるチャンスのなかから自分に合う企業を見極めるためには、面接で適切な逆質問をする必要があります。
 
専門的なスキルが必要な業界では人材への需要が供給を上回っており、企業は人材獲得のために競い合っています。人材獲得は、特にIT業界にとって大きな課題。転職希望者は、しっかりと準備を行い、適切な逆質問をすることで、自分に合った企業や仕事か判断するために、面接を活用することが重要となります。
 
ヘイズのグローバルヘッド・オブ・テクノロジーソリューションを務めるジェームズ・ミリガンは「多くの企業がこの数年で経験してきた変革を考えると、企業の優先順位はどこにあるのか、テクノロジーはそれにどのように関わっているのか知ることが重要です。フルタイムやパートタイムでリモートワークをする仕事に応募している場合、面接官がこれまでの自身の経験にどんなことを期待しているのか、社風が自分に合っているのか知るチャンスです」と述べています。
 
ジェームズが考える面接官に問うべき逆質問が、下記の6つです。
 
  • 「企業のパーパス(目的)は何ですか?このポジションは、パーパス実現にどのように関わってきますか?」

企業のパーパスが自分の価値観と合わない場合、従業員としての体験にネガティブな影響を与える可能性があります。ジェームズは、次のようにコメントしています。「モチベーションが低下し、次の転職にも影響が出るかもしれません。企業が自分の関心のあることをやっているか(あるいはやろうとしているか)を確認し、そのなかで自分が果たせる役割は何かを理解することが大切です」。
 
  • 「企業の戦略的な優先事項は何ですか?また、それは近年変化していますか?このポジションはどのように関わってきますか?」

企業は新しい世界に適応していく必要があり、そのなかでテクノロジーが大きな役割を果たしていくことになりそうです。ジェームズは「テクノロジーを最前線で活用する企業であれ、DX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させる必要がある企業であれ、戦略的な優先事項がどこにあるのか知ることは重要です。企業がしっかりとした立ち位置を築いているかだけでなく、どのような段階にあるのか、そして自分が長期的な計画の一部なのか、それとも短期的な解決策であるのかも知ることができます」と語っています。
 
  • 「従業員の学習やスキルアップに対してどのような支援を行っていますか?」

テクノロジーは常に進化を続けており、どの分野でもトップに立つためには、継続的なスキルアップと学習が必要です。ジェームズは、次のように語っています。「企業がOJTやセミナー、モジュール学習といった形で学習を支援し、スキルアップの機会を提供してくれるか確認する必要があります。企業が従業員の学習やスキルアップに対してしっかりと支援を行っているか、その企業で働くことで将来的に役立つ何かを得ることができるか確認することができます。」
 
  • 「ハイブリッドワーク(出社とリモートの併用)のチームをどのようにマネジメントしていますか?」

リモートで仕事をすることもある場合、マネージャーがハイブリッドワークのチームをどのようにマネジメントするのかを理解することは大切です。ジェームズは「リモートワークをしているチームのマネジメント(もしくはメンバーの一員として)を経験している人は多いと思うので、このような質問をすることで企業やマネージャーがその経験から何を学び、コミュニケーションや役割分担、包括性のためにどのようなアプローチを取っているか知ることができます」と述べています。
 
  • 「リモート/ハイブリッドワークのチームに対し、どのように企業文化を浸透させていますか?」

実際に入社するか判断する際には、企業のミッションを理解することや、自分が企業文化にフィットするか確認することが重要。ジェームズは「ホームページを見ればわかる部分もありますが、それだけではリモートワークをしているときのイメージが具体的につかめないと思います。実際に顔を合わせることがないときに、どのように企業の文化を維持するのか確認してみてください」と話しました。
 
  • 「リモートワークや在宅勤務の場合、どのようなサポートを受けることができますか?」

オフィスで行う必要がある仕事と、リモートワークでもできる仕事は何か知っておく必要があります。単にハードやソフトの面だけでなく、入社後に企業になじむことができるか、必要なオンボーディングを受けることができるかということです。ジェームズは次のように語っています。「どのように企業に溶け込むことができるか、必要なオンボーディングをどのような形でどのような形で受けることができるかを知っておくことが重要です。IT業界で初めての仕事なら、どのようにスキルアップをしていこうと考えていますか?上記の企業文化に関する質問も役立ちます。同僚と親睦を深める機会はあるのか、孤独を感じないように定期的なコールやミーティングがあるのかも確認することが大切です」。
 
優れたスキルを持つ人材が多くの選択肢を持てるような転職市場では、自分に合った企業を選ぶことが重要。適切な逆質問をすることで、自分の目標や価値観に合った企業なのか確かめることができ、十分な情報を得たうえで転職を決断することができます。
 
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(ヘイズ・ジャパン)について
ヘイズの日本法人として2001年に東京で設立されたヘイズ・ジャパンは、3つの国内拠点(東京本社、大阪支店、横浜支店)を有する人材コンサルティング会社です。15の専門分野(経理・財務、金融、ファイナンステクノロジー、デジタルテクノロジー、マーケティング・デジタル、人事、IT、保険、法務、ライフサイエンス、事務、不動産、営業、サプライチェーン、製造業)に精通した経験豊富なコンサルタントが、「正社員紹介」「契約・派遣社員」「採用アウトソーシング(RPO)」「ITソリューションズ(業務委託)」の4つのサービスを提供し、企業の人材採用と個人のキャリアアップを支援しています。
 
ヘイズについて
ヘイズ(本社:英国)は、グローバルな人材サービスを提供するスペシャリストの人材紹介会社です。2021年12月31日現在、254 の拠点(総従業員12,100人)において、20の専門分野に特化したハイスキル人材サービスを提供しています。