関西で人材派遣市場が活況 - 専門スキルを求める企業と柔軟な働き方を望む人材との需給が伸長中
ヘイズ大阪支店の派遣・契約サービスは前年比140%で成長

外資系人材紹介会社ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社（本社：港区、マネージング・ディレクター：グラント・トレンズ、以下ヘイズ）が関西圏における派遣・契約サービスの専門チームを立ち上げて約1年が経過。関西で拡大する人材派遣市場について、市場動向や背景をまとめました。

 

・実稼働者総数が前年同期比107.8%

日本人材派遣協会によると、西日本で最大の稼働者数を誇る近畿では62,000人程度、前年同期比で7.2%を記録。2021年7～9月期より、前年同期比で増加に転じてきたなか、2022年10月以降はさらなる伸びが見られています。

 

・ヘイズ大阪支店の派遣・契約サービスにおいても、取扱額140%、稼働人数178%、契約数217%、求人への申し込み数326%と伸長。特にITおよび経理・財務分野での増加が顕著。

 

大阪を中心とした関西圏での派遣労働市場の拡大には、以下のような要因が挙げられます。

 

・2024年夏に予定される大阪北ヤード（うめきた2期地区開発）の街びらき

・2023年より3年間予定されている大阪・京都・奈良での外資系高級ホテルの建設ラッシュ

・2025年4月に始まる大阪・関西万博

・インバウンド需要の拡大によるバイリンガル人材や外国籍スタッフへの需要の増加

・DX（デジタル・トランスフォーメーション）やBI（ビジネス・インテリジェンス）などIT人材ニーズの拡大

・コロナ禍以降、場所・時間・雇用形態などが柔軟な働き方を希望する人材の増加

 

ヘイズ大阪支店にて関西圏における派遣・契約サービスの専門チームが本格的に立ち上がってから約1年、取扱額は前年比140%と伸長しています。 外資系企業・日系企業のどちらの求人も取り扱っており、 ITおよび経理・財務分野ならびにオフィス事務において各分野に特化した専門チームによる運営を強化した結果、求人への申し込み数も前年同月比326%へ大幅に増加。派遣社員と業務委託の双方を扱っているITやバイリンガル求人にて、高時給の求人を多数取り揃えています。ヘイズに登録している派遣社員に提供される福利厚生も充実。派遣社員として働くことを希望する候補者数ならびにヘイズの派遣・契約サービスを利用する企業数も増加しています。

 

ヘイズ・ジャパン大阪支店でディレクターを務める早川輝彦は、「大阪を中心とした関西圏での派遣・契約サービスの拡大に伴い、ヘイズが取り扱う案件数や分野も広がりを続けています。ヘイズの特徴であるバイリンガル分野を筆頭にITや経理・財務など、専門のコンサルタントによるサポートにより、多くの企業や派遣社員の方に活用いただいており、今後も市況に合わせてますます強化を図っていきます」と述べています。

 

 

ヘイズの日本法人として2001年に東京で設立されたヘイズ・ジャパンは、3つの国内拠点（東京本社、大阪支店、横浜支店）を有する人材コンサルティング会社です。15の専門分野（経理・財務、金融、ファイナンステクノロジー、デジタルテクノロジー、マーケティング・デジタル、人事、IT、保険、法務、ライフサイエンス、事務、不動産、営業、サプライチェーン、製造業）に精通した経験豊富なコンサルタントが、「正社員紹介」「契約・派遣社員」「採用アウトソーシング（RPO）」「ITソリューションズ（業務委託）」の4つのサービスを提供し、企業の人材採用と個人のキャリアアップを支援しています。