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2020年代を乗り切るために、企業が覚えてくべき3つの心得とは?

外資系人材紹介会社ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(本社:港区、マネージング・ディレクター:リチャード・アードリー、以下ヘイズ)はこの度、企業が2020年代を乗り切るための3つの心得を発表しました。

これはヘイズのCEO、アリスター・コックスがLinkedInのインフルエンサーブログにおいて掲載したものです。過去10年間で仕事を取り巻く環境は、技術革新の進展や新しい働き方の導入などにより大きく変化しました。今後10年も同様に、劇的に変化することが予想され、ビジネスリーダーや企業は十分に準備する必要があります。

これについてアリスターは次のように指摘しています。「2020年代を乗り切り、2030年以降も繁栄し続けられるように、企業は今後10年の間に達成すべき目標や価値を明らかにしなければなりません」

今後の10年間で成功を収めていくために、アリスターは次の3つの問いかけをすることが重要であると提唱しています。

1. 企業には明確な目標がありますか。また、その目標を実践していますか。

今後企業には、株主のみならず顧客や従業員、サプライヤー、地域や地球環境など全てのステークホルダーに貢献していくことが一段と求められます。利益と目標の双方が達成可能であるか、また、事業目標がステークホルダーに貢献できるものであるか、企業は十分に検討していかなければなりません。

アリスターは次のように説明しています。「あらゆるステークホルダーから本物であると信頼されることが必要です。目標を掲げるだけでは無く、ステークホルダーに当事者意識を持ってもらい、意識を高めてもらうような目標が必要です。これが実現できれば、その目標はDNAに刻まれ、その後何十年もの長期にわたり存続し得る価値あるものとなるのです」

2. 次世代の人材を惹きつけ、定着させるために、何を準備すればよいのでしょうか。

労働人口の世代構成は、毎年変化しています。企業はミレニアル世代の惹きつけには熱心でしたが、対照的にZ世代に対しては後手に回ってきた感があります。2019年にはミレニアル第一世代も38歳を迎え、第一次Z世代も23歳となります。Z世代は近い将来に労働人口の30%を占めると予想されています。

Z世代を惹きつけるために、リーダーが考慮すべき点について、アリスターは次のように説明しています。「Z世代という次世代の人材をどの程度理解しているか、この世代に選ばれる企業となるためには、従来のビジネスのやり方を調整する必要があるか、また、一度惹きつけた人材を定着させるためには何をすべきか、この点について考えなければなりません」

3. テクノロジーは従業員と仕事にどのような変革をもたらしますか?

「技術や技術の持つ破壊的な力が、従業員や仕事にどのような影響を与えるか検討してください。これは、企業のリーダーが考慮すべき最も重要な懸案事項の一つです」とアリスターは語ります。

アリスターは、雇用情勢の変動については概ね歓迎しています。今後消滅する可能性のある仕事もありますが、その代りに新たな仕事が数多く発生することも想定されるからです。ビジネスリーダーは、オートメーションにより淘汰される可能性のある仕事を特定し、職務の変更などを通じて従業員を支援すると共に、これらの変化に対して準備を促す必要があります。

結論としてアリスターは以下のように述べています。「未来は予測できませんが、少なくとも、緊急な課題をよりよいタイミングで自問自答してみることです。すぐに答えが出なくても構いません。自問自答することで、私たちは自らを省み、軌道修正し、新たな変革の時代に適したやり方でビジネスをリードしていくことが可能になるでしょう」


以上


ヘイズは、専門性の高いプロフェッショナルを対象に人材紹介サービスを提供しているリクルートメントのグローバル・エキスパートです。

ヘイズについて

ヘイズ(本社:英国)は、グローバルな人材サービスを提供するスペシャリストの人材紹介会社です。2019年6月30日現在、世界33カ国と地域*、265の拠点(総従業員11,500人)において、20の専門分野に特化したハイスキル人材サービスを提供しています。(*日本、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チリ、コロンビア、中国、チェコ共和国、デンマーク、フランス、ドイツ、香港、ハンガリー、インド、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、マレーシア、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ポーランド、ポルトガル、ロシア、シンガポール、スペイン、スウェーデン、スイス、アラブ首長国連邦、イギリス、アメリカ)

ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(ヘイズ・ジャパン)について
ヘイズの日本法人として2001年に東京で設立されたヘイズ・ジャパンは、3つの国内拠点(日本本社、大阪支店、横浜支店)を有する外資系人材紹介会社です。17の専門分野(経理・財務、金融、ファイナンステクノロジー、デジタルテクノロジー、マーケティング・デジタル、人事、IT、保険、法務、ライフサイエンス、オフィスプロフェッショナル、不動産、セールス・マーケティング、サプライチェーン、マニュファクチャリング)に精通した経験豊富なコンサルタントが、「正社員紹介」「契約・派遣社員」「採用アウトソーシング(RPO)」「ITソリューションズ(業務委託)」の4つのサービスを提供し、企業の人材採用と個人のキャリアアップを支援しています。