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コロナ禍で就職活動を乗り切る7つのポイント

 

2020年11月13日】

外資系人材紹介会社ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(本社:港区、マネージング・ディレクター:リチャード・アードリー、以下ヘイズ)はこの度、景気低迷など不透明な状況が続く中、新卒の求職者が就職活動を乗り切るための7つのポイントを発表しました。

コロナ禍の影響はあらゆる産業界に及び、2020年は、多くの求職者にとって非常に厳しい一年となりました。インターンシッププログラムの中止や、エントリーレベルの採用の打ち切りなどに踏み切った企業も少なくありませんでした。

ヘイズのCEO、アリスター・コックスは最近のブログの中で、こうした逆風の中で、求職者がどのように就職活動を行うべきか分析を行い、次の7つの提言を行っています。

1. じっくり考え、将来の計画を立てる

 

不透明な状況下で気力が湧かないのも無理はありません。このような状態になった場合、コックスは「数週間休み、じっくり考え、新しい現実に向き合っていきましょう。そして、人生の新しい章にどうすればできるだけ前向きに立ち向かえるか、真剣な計画を立ててみましょう。忘れないでください。今ではあなたは大学卒であり、誰もこれをあなたから奪うことはできないのです。学位はこれからのあなたの人生にずっと寄り添う資格であり、あなたが学習し、辛抱し、成功する能力をもっていることの証なのです」とアドバイスしています。

2. 時間を有効活用し、スキルアップに励む

 

確かに景気の状況は芳しくありません。しかし、就職活動に向けて出来ることが何もないわけではないのです。オンライン研修や仕事に直結するスキルの習得、修士号の取得に励むのも良いでしょう。

「時間を有効に活用しましょう。それは失われた時間ではなく、自分のやる気と粘り強さを示せる時間なのです。何年間も勉強してきたあなた方が、さらに勉強するという考えに抵抗を覚えるのも、無理もありません。それでも、例えばスキル向上のためにこの時間を使うというのは素晴らしい考えで、私も強くお勧めします」とコックスは説明しています。

3. 就職活動期間をどのように活用したか履歴書に具体的に記載する

 

応募先企業に自分自身の人物像を伝えるためにも、学業成績だけではなく、この期間に真面目に、意欲的に努力したことをアピールしましょう。コックスは、「履歴書の空白は、将来のキャリア形成に何一つプラスになりません。ですから自分の時間をどう使ったか、履歴書に記載するのを忘れないでください。スキル向上、ボランティア活動、DIY作業、介護、オンライン読書会の設立、さらにはバーチャル・キャリアフェアなどのイベント参加でも構いません。こうした記述に接した採用担当者は、あなたがどんな状況でもくじけない、状況をコントロールできる人間で、単に『物事が起きる』のを受け身で待つのでなく、『物事を起こす』人間であることを知ることができるでしょう」と、その必要性を訴えています。

4. 自分への理解を深め、セールスポイントを明らかにする

 

企業が新卒生に求めているのは、新しいアイディアや革新的な思考を生み出す独創性と、環境に対応できる適応力です。 新しい経験をし、その過程で挑戦を繰り返してきた新卒生は、この新しい時代に企業が繁栄していくために必要な人材なのです。

コックスは次のように問いかけています。「あなたのセールスポイントは何ですか?あなたは何に価値を置いていますか?あなたが付け加えることのできる価値は何ですか?あなたの一番の強みは何ですか?あなたは何が得意ですか?あなたは企業に、どう貢献できますか?」。じっくりと考えてみましょう。

5. 柔軟な心で求職活動を行う

 

皆さんはまだキャリアの入り口にいます。当初計画していなかった仕事などについても検討してみては如何でしょうか。最初に就いた仕事が、生涯の仕事になると決まったわけではありません。正社員に拘らず、派遣社員や契約社員などあらゆるタイプの仕事を視野に入れてみましょう。様々な経験を積み、スキルを高めることが出来るかもしれません。

「与えられたどんな機会も学びに結びつくものであり、キャリア形成の初期では、学ぶことこそあなたが最もすべきことだと忘れないでください。」

6. 目標設定を行い、進捗状況を確認する

 

「現時点のあなたにとっての最優先事項が就職活動なら、それを9時から17時の仕事と考え、一日の活動の中心に置きましょう。一日の目標を設定して、進捗状況を確認しましょう。無差別に何百ものエントリーシートを提出する代わりに、事前調査を行い、丁寧に記入したエントリーシートを日に1、2通提出するようにしましょう。その方が、努力対効果ははるかに高いのです。」

7. ネットワークを構築し、視野を広げる

 

LinkedInなどプロフェッショナルが集うプラットフォームでネットワークを構築し、アドバイスを求めたり、専門的な知識を共有したりするのも有効です。また、友人や家族と支援し合う関係を築き上げることも効果的です。

こうしたネットワークについて、コックスは「サポートネットワークは、自分が次に何をしたいかを見つけだす助けになってくれます。異なる視点からアドバイスをもらったり、どのように最初のステップを踏み出すべきかなどを明確にする手助けをしてくれるでしょう。就職できた大学の同級生とも話をして、アドバイスを求め、何を学んでおくべきか教えてもらいましょう」と述べています。

ヘイズは、専門性の高いプロフェッショナルを対象に人材紹介サービスを提供しているリクルートメントのグローバル・エキスパートです。