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武田薬品工業株式会社

「世界中の患者さんの生活を一変させるソリューションを」
武田薬品工業株式会社-採用企業インタビュー

240年以上の歴史を持つ武田薬品工業株式会社。1781年に大阪で創業し、現在は「世界に尽くせタケダ」を信条に、約80の国と地域で事業を展開しています。今回は、タレントアクイジションリード(採用責任者)の犬島大介様に事業戦略や採用計画、会社のカルチャー、多様性を尊重する柔軟な働き方についてお話を伺いました。
 

まず御社の事業内容について少しお聞かせください。

グローバルの製薬企業ということで、6つの領域に重点を置いてビジネスを進めさせていただいております。6つの重点というのは、まず4つの疾患で消化器系、オンコロジー/癌領域、ニューロサイエンス/中枢神経、レアディジーズ/希少疾患、そしてワクチンと血漿分画製剤となります。
 
2008年にアメリカのミレニアム・ファーマシューティカルズ社を買収し、癌領域が大きくなったので、オンコロジーの領域はひとつ注力しているエリアとなります。あとは、2年前にアイルランドのシャイアー社を買収し、希少疾患や難病のお薬なども注力しています。
 

R&Dへの投資に関してお話をお聞かせください

弊社CEOのクリストフ・ウェバーは、「我々はscience-drivenな会社だ」ということを言っています。シャイアーを買収したのもパイプラインを増やし、研究開発を中心にやっていきたいと考えたからです。毎年、年間で研究開発に約4500億円を費やしていますが、来年度は5000億円近くを使う予定です。他社と比べても相当大きい額だと思っており、タケダではとにかく研究開発に力を入れています。
 

研究開発に投資をしているとのことですが、それは採用計画に影響はありますか?

昨今研究開発費が抑えられている中、タケダの研究開発費が増えているという事は、我々がscience-drivenな会社だという事を証明しており、応募者の方々は前向きに捉えられております。
 

具体的に今後採用していきたいポジションはありますか?

私がワクチン部門とR&D部門の採用を担当していますので、そこに特化した話をさせていただきます。
 
ワクチン部門としてはモデルナの新型コロナウィルス感染症(COVID-19)のワクチンを輸入し日本政府へ提供しているので、その管理をしなければいけません。また、ノババックスというアメリカの会社から技術移管を受けCOVID-19ワクチンの日本での製造、流通も管理をしており、山口県光市の工場で積極的に募集をしています。
 
ワクチン部門に関する中途採用は年間2桁採らないくらいでしたが、COVID-19のワクチンを供給するようになり、コロナ前と比べると100名程度増員しました。
 
R&D部門の採用に関してですが、リサーチ部門は深い専門性が必要とされることからPhD保持者を中心に採用しています。また、ファーマシューティカルサイエンス部門および開発部門に関しては、専門性とともに将来グローバルに活躍できる方を中心に採用活動を行っております。
 

R&D部門における組織構成やカルチャーについて教えていただけますか?

R&DのR(リサーチ)の部分は湘南ヘルスイノベーションパーク(以下「湘南アイパーク」、神奈川県藤沢市)に、D(開発)の部隊は大阪の本社にあります。
 
タケダの一番の特徴は日本の組織図がない点です。各国それぞれの組織図がなく、タケダ全体の組織図という形になっていて、グローバルカンパニーであるという事を実感できます。特にダイバーシティ活動においても、ジェンダーを扱うだけではなく、国籍、人種、言語、LGBTQ+など様々な方が一緒になってイノベーションを起こす環境を推進する取り組みをしています。
 

御社の社内制度で、非常に魅力的だと感じていらっしゃる部分がありましたらご共有いただけますか?

一つは、社内でのキャリア形成がしっかりできるという点です。社内異動では大体100名以上が毎年異動しています。また、通常の異動とは別に社内公募でも100名以上が動いており、自分から積極的にチャレンジできます。
 
他にも社内兼業制度があります。先日、新聞にも取り上げて頂きましたが、1ヘッドカウント分の0.1ヘッドカウントを、他の部署での仕事に活用できる制度です。これは双方にとってメリットがあり、社内公募で応募する際、その部門のことがよくわからないときに事前に社内インターンのような形で仕事を試していただくことができます。また、異動前提ではなく部門間での関係を築くという意図もあります。例えば研究と開発のフェーズがそれぞれ湘南と大阪で違ったりするので、社内兼業によって相手方がどういう仕事をしているのかが分かれば今後の仕事をよりスムーズにやっていくことができます。
 
社内でいろんなチャンスを経験させて会社全体で人を育てていこうという風土は強いです。ちなみに部長クラスのポジションでも社内公募でも募集をするため、社内の全員にチャンスがあります。タケダは典型的な日本企業で、上司から別部署への異動を急に打診されるのではないかというイメージを持つ方がとても多いのですが、現在は個人のキャリア志向を踏まえた異動の方が多くなっています。
 

御社の場合、コロナになる前から柔軟な働き方に非常に力入れてらっしゃったそうですね。

テレワーク制度もコロナの前からありました。コロナになって何か制度を変えたということはありませんが、コロナ禍でさらにテレワークを推奨した経緯はあります。
 
また、グローバルな環境では上司が海外にいたりすると会議が夜だったり朝早かったりするので、うまく時間を使っていただけるように、テレワークだけではなくコアタイムなしのスーパーフレックスを採用しています。
 

女性の働き方というところでの社内制度はいかがですか?

今お伝えした制度だけでも、女性が働きやすい環境だとご理解いただけると思います。何時までいなければならないという縛りもなく、午前中だけ出社して午後は在宅というのもできます。湘南の施設にはタケダキッズという保育園がります。そこで子供を預け、仕事が終わってからピックアップして帰ることができるので、女性や小さいお子さんがいる方にはとても働きやすい職場だと思います。
 
また、産休の取得率は女性が100%で男性が約86%です(2021年12月現在)。男性は短期の場合もありますが、利用しやすい制度なので、少なくとも数日から1週間は取っている方がほとんどです。
 

これだけでも非常に魅力的ですね。犬島様から見られて、他社と比較したときに、どのあたりが御社にとっての魅力ですか?

いくつかありますが、一つは部門によっては部門のメンバーが海外の社員と日本の社員で構成されているなど、どこの国にいてもグローバルな環境で仕事ができるのは、他社にはない点だと思います。また、上司が海外にいる場合には朝や夜の会議もありますが、それも無理なくやってもらうためにテレワークを活用していただいていますので、かなり柔軟な働き方ができるようになっています。
 
グローバル企業のいいところのもう一つは、日本だけではなく世界中の患者さんの生活を一変させるソリューションを提供する、という目標に向けた創薬活動に日本から発信できるところです。「世界に尽くせタケダ」、が私たちの信条ですので、新製品の上市について、主要な国では出来る限り同時開発、同時上市を目指しています。
 
周りのイメージからすると、タケダはまだまだ日本の古い会社のイメージがあると思います。しかし、執行役員も日本人以外が19人中14人在籍しており、男女比も半々です。また全従業員数5万人のうち、約9割が外国人社員です。これらの点から見ても、タケダはグローバルな企業であり、働きやすい環境になっています。
 

湘南アイパークではいろんな企業様との交流があると伺いましたが、どういった施設になりますか?

湘南アイパークは、2018年、タケダの湘南研究所を広く他社に開放することで、製薬企業発のサイエンスパークとして誕生しました。タケダをはじめさまざまな企業や大学が入居し、ヘルスケア分野のイノベーションを世界に発信していくために、オープンイノベーションを進めています。湘南研究所時代には、外壁にタケダのロゴがあり、タケダのカラーの建物でしたが、今はロゴも湘南アイパークのものに変わり、タケダが1テナントという形になっています。
 
実はタケダでもそうなのですが、今まで日本の企業では、自社で開発と研究をして世に出すということを重視するあまり、横の繋がりやアカデミアとの連携が活発ではありませんでした。しかし患者さんにいち早くお薬が届くのであれば積極的にパートナーシップを結ぶ必要があると考えるようになり、現在タケダでは200社以上の会社とパートナーシップを結んでいます。競合他社もあれば、アカデミアもあり、例えば、京都大学 iPS細胞研究所とタケダがともに研究を行うT-CiRA Discoveryという部門において、山中伸弥教授の指揮のもと、iPS細胞を使った再生医療を含む創薬研究を一緒に行っています。
 
グローバル企業にて活躍をしたいという研究者の方がいらっしゃれば、ぜひタケダのポジションにチャレンジをして頂きたいと思います。
 
 

武田薬品工業株式会社

タレントアクイジションリード
犬島 大介
2018年1月に武田薬品工業グローバル部門タレントアクイジションリードとして入社。2020年4月にR&D部門タレントアクイジションリードに就任後、キャリア採用、ポスドク採用、新卒採用など採用業務全般に従事。幼少期は海外で過ごし、英国の大学を卒業。海外生活で培ったグローバルマインドセットを活かし、武田薬品工業のダイバシティカルチャー推進採用活動に貢献。過去には人材紹介会社のヘッドハンターとして7年間トップコンサントとして活躍、その後米国系医療機器企業の採用マネジャーとして5年間従事。
 
 

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