IT業界に転職したい!志望動機の作成方法とコツ・職種別例文を紹介

IT業界に転職したい!志望動機の作成方法とコツ・職種別例文を紹介

 
IT業界は、DX推進などの影響を受けて今後も需要拡大が見込まれる市場です。IT業界内で転職を考えている方はもちろん、未経験からIT業界への転職を考えている方にも、希望の企業や職種に採用される可能性が大きく広がっています。
 
今回はIT業界への転職希望者の方々向けに、IT業界の全体像や特徴などをご紹介します。さらに、転職活動で重要な志望動機の作成方法やコツを解説し、IT職種ごとの志望動機の例文を、役割や職務内容の解説と合わせてご紹介します。
 
スムーズに希望のポジションを獲得し、年収アップも達成できるよう、志望動機も含めてしっかり準備を進めていきましょう。

  IT業界とは?特徴やトレンドを知ろう

 
 
 
IT業界とは、Webサイトやスマホアプリなど、「IT(Information Technology=情報技術)」を活用したサービスを展開する企業の集合体を指します。IT業界で取り扱われる技術や機器・設備等は、パソコンのハードウェアやアプリケーション、OA機器、インターネットなどの通信技術、各種インフラなど、多岐にわたります。

 

なお、総務省ではIT業界を「情報通信業」と分類しています。この中には、電気通信業、放送業、放送番組制作業、インターネット附随サービス業、情報サービス業、映像・音声・文字情報制作業が含まれます。
 
まずは日本のIT業界の特徴とトレンドを把握しましょう。
 

IT業界の特徴


日本のIT市場の現状を見ると、2019年度の市場規模は、前年比3.2%増の12兆8,900億円に到達しました。(出典:株式会社矢野経済研究所「国内企業のIT投資実態と予測(2020年)」。特に、2021年以降はコロナ禍の影響で、企業の間ではテレワーク普及をはじめとする働き方改革実現のための労働環境整備のニーズが急激に高まり、IT投資はますます増加しています。こうした背景もあり、IT市場は今後も順調な拡大が見込まれます。
 
例えば、普段使っている スマートフォンやメッセージアプリ、SNS、仕事で使用するメールや業務システムなど、数え上げ出したらきりがないほど、ITは私たちの日常生活と深い関わりがあります。
 
昨今はDX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉がよく聞かれるようになりました。民間企業だけでなく、政府も日本のデジタルビジネスの競争力強化と必要なIT系人材の育成・雇用拡大に向けた積極的な取り組みを推進しています。
 

 IT業界のトレンド/2022年予測

 
2022年、IT業界にはどのようなトレンドが起こるのでしょうか。
ヘイズジャパン人材コンサルティングが公開した2022年の日本国内転職市場における求人トレンドトップ10予測の記事を参考に、IT業界・2022年のトレンド予測をご紹介します(参照:
ヘイズ人材コンサルティング「ベストタレント予測2022」

 

新型コロナウイルス拡大に伴うサイバー攻撃の増加により、企業の間でセキュリティ対策の強化や情報セキュリティポリシーの見直しが進む中、2022年はサイバーセキュリティ分野のベンダーやサービスプロバイダーへの需要が高まるものと予想されます。また、デジタル化が進む日本では、クラウドサービス利用の増加に伴い、データセンター市場の需要が増加しています。多くの主要企業が日本市場で強力な存在感を確立している流れから2022年はデータセンター建設もさらに進んでいくでしょう。
 
一方、2022年には回復から成長へと向かうと推測される金融・保険業界では、デジタル・モバイルプラットフォームへの投資が増加しており、フィンテック分野でのデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速すると予想されます。
 
次に、台湾の半導体ハイテク産業市場動向調査会社であるTrendForceが公開したトレンド予測を参考に、2つトピックスをご紹介します(参照:マイナビニュース TECH+ 「2022年に起きる10大ハイテク技術トレンド予測をTrendForceが公開」
 
 
スマートフォンの分野では、AMOLED(アクティブマトリックス有機EL)がさらに普及し、新たな追加機能や仕様の改良が進んでいます。その1つが、AMOLEDパネルに追加されると推測される折りたたみ式デザインの改良であり、折りたたみ式スマートフォンの普及率の増加が予測されます。
 
半導体メモリの分野では、次世代DDR5製品の量産が徐々にスタートするほか、5Gスマートフォン向けLPDDR5の供給量も増加が予測されます。特に、IntelがDDR5に対応する新型CPUをリリースする影響で、DRAMサプライヤーの出荷ビット数量のうち、DDR5の割合が増えると考えられます。
 

 IT業界に向いている人は?


IT業界に向いているのは、どのようなタイプの人でしょうか。いくつかの特徴を見てみましょう。
 
まずは、コミュニケーション能力が高く、自ら新たな技術を学び続ける姿勢がある人です。職種によってはクライアントと直接やり取りする場合や、業務を円滑に進めるためにチーム内外の複数のメンバーと連携する必要があるためです。IT業界といっても、PCに黙々と向き合う仕事ばかりではありません。
 
加えて、IT業界は常に新たな進歩・変化が起こり続けている業界のため、技術や業界に対する興味関心が高く、新しいトレンドへの好奇心が旺盛な人が向いています。
 
そして自己研鑽の姿勢も大切です。自ら時間を確保して新たな知識や情報、技術を学び、吸収し続ける努力が必要でしょう。何よりも、特定の分野でITスキルや実務経験を積み、自らの専門性と市場価値を高める取り組みが求められます。
 

面接の志望動機に盛り込む要素とは

 
 
IT業界で希望の企業や職種への転職を果たす上で重要なのが、面接の突破です。中でも、特に重要視されるのが「志望動機」です。採用担当者に好印象を与え、この人なら採用したいと思わせる志望動機を組み立てるためには、次にご紹介する7つの要素を盛り込む必要があります。
 
  •  IT業界を選んだ理由
  • 複数の企業の中でなぜその企業を選んだのか
  • 応募職種を選んだきっかけ
  • 過去の経歴と実績・保有スキル
  • 自分の強みと入社後の活かし方
  • 自分の弱みと克服方法・付き合い方
  • 転職意欲・入社意思
 
これら7つの要素を上記の順番どおりに並べる必要はありませんが、なるべくIT業界やその企業、その職種を選んだきっかけや背景を冒頭で伝えるようにしましょう。さらに、自分の強みや弱み、過去実績を交えたアピールを中盤で行い、最後に志望意欲、転職意欲の高さで締めくくる流れで作成するのがおすすめです。
 

 1. IT業界を選んだ理由

 
志望動機を明確に伝えるには、結論を最初に持ってくるのが重要です。結論を先に伝えると、聞き手が話の内容を予測し、理解しやすくなるためです。「IT業界を選んだ理由→業界の中でその企業を選んだ理由→その企業の中でその職種を志望した理由」という流れで、大きなテーマからブレイクダウンして話すとわかりやすいでしょう。
 
他業界からIT業界に転職を志望している場合は、業界に対する知見があること、関心が高いことをIT業界を選んだ理由に組み込むとアピールしやすいです。普段からIT業界に関する情報を収集し、動向を把握する取り組みが大切です。
  

 2. 複数の企業の中でなぜその企業を選んだのか


IT業界を選んだ理由をアピールできたら、次に、数あるIT系企業の中からなぜその企業を選んだのかを話します。なぜその企業が気になったのか、どのような業務内容に興味を持ったかなどを具体的に伝える必要があります。
 
社風やビジョン、商品あるいはサービス、業績など、魅力に感じた点をただ挙げるだけでは、他の志望者と変わりません。例えば製品に魅力を感じた場合、「便利だ」「使い勝手が良い」などの感想にとどまるのではなく、なぜそう思ったのか、自分なりの理由や意見を細かく伝えましょう。それにより、採用担当者に「この人はよく考えている、研究している」という印象を与えることができます。
 
その企業に魅力を感じている点と、自己の転職動機との間に関連性を持たせて説明するのがポイントです。普段から企業研究をして、自分なりの考えを深めておきましょう。 
 

 3.応募職種を選んだきっかけ


次に、複数あるIT職の中でなぜその職種がよいと思ったかを伝えます。その職種が自分になぜ適していると考えたか、具体的な理由を話しましょう。抽象的な表現では、聞き手の印象に残りません。他の人と被るような、いかにも借りてきた印象の言葉遣いは避け、あなたオリジナルの言葉で理由を伝えましょう。
 
特に未経験者の場合、経験者と同じ土俵に立つため、必然的に不利な状況に置かれます。それでもなぜその職種にチャレンジしようと思ったのか、未経験でも自分を採用すべき理由を提示して、熱意をアピールしましょう。
 

 4.過去の経歴と実績・保有スキル


次に、応募職種や業界に関連する実務経験の有無を伝えます。未経験の場合でも、過去に経験してきた業務の内容を伝え、それらが何らかの形で希望職種でも活かせる点をアピールしましょう。
 
保有スキルを伝える際は、使用言語や経験のある開発環境なども具体的に伝えましょう。未経験の職種の場合は、学生時代も含め、これまでの独自の取り組み、例えばプログラミングやアプリ開発の経験、スクールで学んだ経験などを話せれば、学習能力の高さや継続力、熱意などもアピールできます。
 

 5.自分の強みと入社後の活かし方


なぜその仕事が自分に向いているか、入社すればその強みがどう生かされるかを伝えます。具体的な強みを提示するためにも、事前に必ず自己分析を実施しましょう。自己分析は、強みだけでなく具体的な能力やスキルなども整理できるため、有意義な作業です。
 
強みは、2、3個用意しておくと、実際の文章構築をスムーズに進められます。さらに、1つの強みに対して、「なぜそれを強みと思うのかの理由」および「その強みが発揮されたエピソード」を組み合わせて、1つのセットとして提示します。あなたが実際に強みを生かして戦力となるイメージを具体的に伝えられるため、説得力が増します。
 

 6. 自分の弱みと克服方法・付き合い方


通常、自分の弱みを志望動機に加えるのは、採用担当者にマイナスのイメージを与えると恐れて避けがちです。しかし、弱みと志望動機との間に明確な繋がりがあるなら、あえて補足情報として盛り込むと効果があります。
 
ただ苦手なことを伝えるのではなく、苦手なことに対して自分がどう向き合っているのか、付き合い方や克服方法を伝えるのがポイントです。入社後、実際に困難やトラブルに直面しても乗り越える強さがあるというタフな一面をポジティブにアピールできます。
 

 7. 転職意欲・入社意思

 
志望動機の結びの部分もまた非常に重要です。漠然とした言葉では、明確な転職意欲や入社意思が伝わりません。やりたいこと、発揮したい能力、貢献できるエリアなど、入社後に実現したい目標を具体的に述べて、あなたを採用することで会社が得られるメリットが十分に伝わるよう組み立てましょう。特に未経験者の場合は、短期間のうちに戦力として成長できるという意気込み、また仕事を通じて学んでいきたいという謙虚な姿勢などをアピールすれば、好印象につながります。
 

 志望動機の作成ポイント 

 
 
IT業界での志望動機を作成する際、どのような点に気をつけるべきでしょうか。意識すべきコツを3つのポイントにまとめてご紹介します。
 

受け身で自分本位にならないこと


IT業界の職種を選んだ場合、転職後も技術を学び続ける必要があります。しかし、「貴社の研修制度で学びたい」「こんな技術を教えてほしい」など、志望動機に受け身すぎる表現を含むのは注意が必要です。
 
ただし未経験向けの求人の場合は、研修制度が充実している旨や、教育環境が整っている点を志望動機に盛り込むのは問題ないでしょう。あくまでも自分本位な動機に偏り過ぎないよう意識してください。
 
また、スペシャリストとしての採用の場合、スキルへのこだわりも大切なので「学びたい」という姿勢が悪いとは一概にいえないのも事実です。あくまでも、「事業を大きくしたい」「会社を発展させて社会にインパクトを与えたい」など、業務を通じて会社や社会に貢献する姿勢を盛り込むよう心がけましょう。
 

未経験者は関心の高さと意欲を伝える


今、IT業界は市場拡大に伴い人手不足が続いているため、IT系企業では、未経験や第二新卒の採用も活発に行われています。そのため、未経験者であっても、アピール次第で自分が興味関心を持つ職種に就職できる可能性は十分にあります。
 
面接の現場で、実務経験や特定のエンジニアスキルがなくても、業界に関心を持った理由や意欲を明確にアピールできれば、転職への道が開けるでしょう。最新技術に関する関心の高さ、コミュニケーション能力の高さ、論理的な思考能力などの資質をアピールして、IT業界向きの人材だと印象付けられれば、面接を有利な方向へと繋げられます。
 

行動力をアピールする


どんなに「頑張ります」「興味があります」とアピールしても、実際に行動に移していなければ具体性に乏しく、信憑性が低いと受け止められる恐れがあります。自分が有する強みや保有スキルをただ並べ立てるだけでなく、それらの強みやスキルが発揮された事例を共有すると、より真実味が伝わります。
 
例えば、業界未経験でも、「空き時間を活用して情報処理技術者試験に向けて勉強し、資格を取得した」などのエピソードなら、ITでのキャリアアップを目指して努力している行動力をアピールできるでしょう。また、たとえITとの関連性がない内容であっても、前職との関係などで、実際に行動力を発揮して成果を得られたエピソードなら説得力が増します。
 

 IT業界の代表的な職種と志望動機例文

 
 
IT業界の職種は、次の4つのカテゴリーに大別されます。また、各カテゴリー内に複数の職種が存在します。
 
1  エンジニア・開発職
2  営業、コンサルタント系
3  マネジメント系
4  クリエイター・その他
 
これから面接に向けて志望動機を作成する際に役立てていただけるよう、各職種の役割や業務内容、志望動機の例文をご紹介します。ぜひご参照ください。
 

1.エンジニア・開発職


システムエンジニアやプログラマーのように、実際にシステムやハードウェア、ソフトウェア、Webサイトなどの開発や運用、保守などの実務に携わる職種のことです。

 SE

SEはシステムエンジニアの略称です。システムの企画・設計・構築にあたります。クライアントがシステム化したい業務内容をヒアリングして、どのようなシステムが必要か、構築の工程も含めて設計書を作成します。実際のシステム構築を担うプログラマーに指示を出し、構築が終わったら、設計書どおりに動作するかのテストも行います。
 
【志望動機の例文】
オンライン教育システムの分野で、日本国内でいち早くサービスを提供してこられた先進性と学校教育現場での顧客満足度の高さに魅力を感じています。これまではプログラマーとして、さまざまな基幹系システム開発に携わってきました。開発スキルをさらに高めていくことも考えましたが、より公共性が高い分野で、よりクライアントに寄り添う立場で開発に携わりたいという思いが募り、システムエンジニア職として貴社を志望した次第です。これまで培ってきた開発スキルと、コミュニケーション能力を生かしつつ、一日でも早くSEとして貢献できるよう努力してまいります。
 

プログラマー

プログラマーは、プログラミング言語を用いてコーディングを行う職種です。SEが作成した設計書と開発工程を元に、システム構築に必要となるプログラムのコードを書き、テスト段階までの工程に携わります。プログラムが設計書どおりに挙動しない場合は、SEと連携して改善に努めます。
 
【志望動機の例文】
IT業界は未経験ですが最新テクノロジーに興味があり、以前からプログラマーになりたいという思いが強く、技術力の高さと、初心者向けの研修制度が充実している点に魅力を感じ、貴社を志望いたしました。大学は文系出身で、前職では食品関係の会社で総務の業務を行う傍ら、独学でJava、Python、C言語を学習し続けるなど、自己研鑽を重ねてまいりました。常に技術革新が起こりづけるIT業界では、学び続ける姿勢が何よりも重要と考えておりますので、入社後は一日も早く貴社に貢献できるよう、努力し続けたいと考えています。
 
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インフラエンジニア

データベースエンジニアやサーバーエンジニア、ネットワークエンジニアの総称です。データベースやサーバー、ネットワークと、それぞれの専門領域でシステムの土台となる基盤の選定や構築、運用を担当します。例えばサーバーエンジニアの場合は、サーバーの選定から設計、構築、テストなどの一連の作業に携わります。
 
【志望動機の例文】
前職では通信販売会社で、契約社員としてカスタマーサポートの仕事に就いていましたが、専門的な知識や高度な技術を身に付けて、インフラエンジニアとして技術面でより良いインターネットサービスの提供に関わりたいと考えるようになり、貴社を志望しました。
 
インフラエンジニアが、安定したインターネットサービスの提供に貢献できる職種である点、また常に新しい知識や技術を習得しながら成長し続けていける点に魅力を感じています。入社まで少しでもギャップを埋められるように、次回の基本情報技術者試験突破を目指して勉強を続けています。
 
 

2.営業・コンサルタント


営業・コンサルタント職は、対クライアント業務を中心に担当します。クライアントがどのようなニーズや課題を持っているのかを聞き取り、適する自社製品やサービスを売り込んだり、開発が必要なシステムを提案したりします。

ITコンサルタント

クライアントの経営課題に対し、IT活用を通じた解決を提案・実行支援する専門家です。クライアントが抱えている問題をヒアリングして課題を特定し、どのようなITの仕組みがあれば解決できるかを具体化して提案を行います。自社製品・サービスに関する知識はもとより、ITに関わる豊富な知識やスキル、コミュニケーション能力が求められる職種です。
 
【志望動機の例文】
これまでSEとして、各種基幹系システム開発の現場で経験を積んできましたが、より上流工程でクライアントの経営課題解決に直接的に関わる仕事がしたいと考え、ITコンサルタントの職務に魅力を感じ、貴社を志望しました。
 
プログラマー時代から、業務を円滑に進める上でコミュニケーションの重要性を認識し、仕事の現場では積極的にチーム内外の人員と関わり、自分の視野を広め、良好な人間関係を構築する努力を積んできました。技術者として培ってきた専門性や製品知識はもちろんのこと、こうした対人スキルはITコンサルタントとしてクライアントの課題を把握し、先方の意向を正確に汲み取って開発業務に反映させる意味で、大いに役立てるものと確信しています。
 

セールスエンジニア

クライアントのITサービス導入に向けて、営業活動を技術的な面から支援する職種です。主に、クライアントがITサービスの導入に向けて具体的な検討に入った段階で、技術面での説明・折衝を担当します。そのため、自社のソリューションに関する知識やITに関する知識・スキルはもちろんのこと、コミュニケーション能力、営業能力も要求されます。
 
【志望動機の例文】
私はSEとして、主に会計・金融系のシステム開発プロジェクトに携わってきましたが、クライアントに直接携われる営業職的ポジションに魅力を感じたことで、このたび貴社を志望しました。
 
これまでもクライアントの課題解決を第一としたシステム開発を掲げて業務に携わってきましたが、クライアントと直接やり取りする機会が増える中で、より近い立場でクライアントと直に関わりながら仕事をしたいという思いが強くなりました。その点でセールスエンジニアの仕事は、自分にとって、これまでの経験や専門知識を活かしつつ、クライアントと会社の両方に貢献できる理想の職種と考えています。
 
 

 3.マネジメント


実際のITサービスの導入・開発の現場などで、プロジェクトの管理やチーム運営などを担う職種です。
 
プロジェクトマネジャー

ITサービスの開発プロジェクト全体を監督する役割があり、プロジェクトの予算設定やメンバーの選定、スケジュール作成や進行管理など、納品までのプロジェクト進行を担います。ITの専門知識や技術のほか、管理能力、クライアントとの調整やチームメンバーをまとめるためのコミュニケーション能力など、幅広い能力が求められるポジションです。
 
【志望動機の例文】
これまで顧客管理システム開発のSE職に従事してきましたが、同じく顧客管理システム開発を担当するプロジェクトマネジャーの求人内容に魅力を感じ、貴社を志望しました。過去のプロジェクトでは、チームリーダーとして現場のエンジニア・プログラマーをまとめるとともに、クライアントと直にやりとりする業務も多く、個人的にもヒューマンスキルを磨く努力をしてきました。
 
スケジュール管理とともに、幅広い視野での状況把握や予測・対処も得意としています。専門性やスキルを活かして、プロジェクトマネジャーとして役立てるものと確信しています。
 

プロジェクトリーダー

プロジェクトマネジャーの下で、開発現場の指揮管理を担当します。チームリーダーとして、メンバーのSEやプログラマーなど、開発の実働部隊をまとめます。チーム管理のほか、エンジニアとしての経験を生かして実際の開発業務に携わるケースもあります。
 
【志望動機の例文】
システムエンジニアとして、主に金融系システム開発の現場で経験を積んできましたが、今後リーダー的ポジションでキャリアアップにつなげる機会を模索していた中で、貴社を志望しました。
 
普段からチームワークの重要性を認識し、業務が円滑に進むよう、コミュニケーションを大事にし、率先してメンバー間や上司との間で調整役を担ってきました。エンジニアとしての知識・経験に加え、こうした人間関係構築に向けた姿勢は、貴社のプロジェクトでも大いに活かされるものと確信しています。

 

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4.クリエイター・その他


IT系の職種としては、エンジニア系の職種の他、クリエイティブやマーケティング系の職種もあります。
 
Webディレクター

Webプロデューサーが立案したサイトの企画に基づき、Webサイトの構築プロジェクトの管理を指揮します。Webデザイナーやエンジニア、クライアントとコミュニケーションを取りながらWebサイト構築を進める一方、納品までのスケジュール管理も行います。Webサイト構築に関する専門知識やスキル、IT関連の基礎知識、またマネジメントスキルも求められるポジションです。
 
【志望動機の例文】
Webマーケティング会社で、 コーダー、そしてWebデザイナーとして旅行、美容、人材派遣、金融など幅広い業界のクライアントを担当してきました。小規模の会社だったため、チームをまとめてお客様と直接やりとりする機会が多く、時にはプロジェクトマネジャー的な役割も担ってきました。
 
よりディレクション的な立場でのさらなるステップアップを目指して、ポータルサイトやECサイトなどの大規模なサイト構築・運営で実績豊富な貴社を志望しました。これまで磨いてきたWebプログラムやWebデザインの知識、ヒューマンスキルを活かして、一日も早く即戦力として貢献できるよう励んでまいります。
 

Webデザイナー

Webサイト構築のデザイン面を担当します。Webディレクターの指揮のもと、Adobe IllustlatorやPhotohopなどのデザインソフトを使用して、Webサイトを構築します。チームの規模や構築するWebサイトの種類によっては、Webプログラミングのスキルが必要になる場合もあります。
 
【志望動機の例文】
出版社で経理の仕事をしておりましたが、以前からWebデザインの仕事に興味があり、WebデザインスクールでWebデザインやWebコーディングを習得しました。今回、未経験でも採用のチャンスがあることを知り、貴社を志望しました。入社後は、Webデザイナーとしてのスキルアップはもちろんのこと、ものが売れる仕組みとしてWebサイトを活用するマーケティング的な視点なども養いながら、貴社のビジネス成長に貢献していくことを目標としています。
 

Webマーケター

自社のWebサイトへの集客や、Web広告を用いた宣伝など行うための戦略・施策の立案と実行を担います。自社サイトのコンテンツ拡充やWeb広告の運用、自社サイトが検索上位に表示されるためのSEO施策の実行などを通じてユーザー数を増やし、ビジネスの認知向上や売上増加などに貢献します。
 
【志望動機の例文】
これまで流通業の営業職として働いてきてきましたが、以前からWeb関係の仕事に興味があった関係で、貴社を志望しました。営業はお客様と直に対面して商品を売る仕事ですが、商品を売る仕組みを作り出すという点で、Webマーケティングに通じるものがあると受け止めています。インターネットを駆使した情報収集・分析も得意なので、同じく情報やデータを扱うWebマーケターの業務に役立つと考えています。
 
 
データアナリスト

データサイエンティストとも呼ばれ、データの集計や分析を行い、その結果を経営戦略やサービス改善などに活用します。企業の経営課題を特定し、その解決に必要なデータを見極めて、データの収集・分析・抽出・レポーティングを行い、課題解決を図ります。AIの発達に伴うビッグデータ活用がますます重要視される中で、注目される職種の1つです。
 
【志望動機の例文】
これまではIT人材派遣会社に所属するデータベースエンジニアとして、各種法人のデータベースの保守・運用に携わってきました。PythonやOracle、MySQLなどの言語の使用経験があります。これまでの経験を活かして、データアナリストへのキャリアチェンジを目指したく、貴社を志望しました。最先端のAI技術が活かされた貴社のITサービスは、今後ますますビッグデータが重要視される中で、さらに多くのビジネスに導入され、社会的にも大きなインパクトを与えていくものと確信しています。最先端技術に触れられる環境で学ばせていただきながら、貴社のビジネス成長に貢献していくことを目標としています。
 
 

 まとめ


IT需要の増加を受けて、日本のIT業界は拡大の一途をたどる一方、システムエンジニアやITコンサルタントをはじめとするさまざまな職種において、人材不足が深刻化しています。そのため、経験者はもとより、未経験者も努力次第で希望のIT系企業やIT系職種に就職できるチャンスが十分にあります。
 
転職を成功させるためには、面接の場で、いかに説得力のある内容で志望動機を伝えられるかがポイントです。なぜIT業界やその企業、職種に興味があるか、入社後に実現したい目標などを、わかりやすく採用担当者にアピールしていくことが肝心です。今回ご紹介した例文をぜひ参考にしてください。
 
ヘイズ・ジャパンは日本最大規模の外資系人材紹介会社として、幅広い業界・業種において専門性の高い人材紹介の豊富な実績を有しています。IT業界への転職を検討している方は、ぜひヘイズ・ジャパンにご相談ください。

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