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コロナ禍でウェルビーイング維持に必要な6つのポイント

コロナ禍でウェルビーイング維持に必要な6つのポイント

 

私たちは今、不確実な時代を生きています。こうした不確実性の影響をまったく受けていない人は、ほぼ存在しないでしょう。特に、私たちの働き方や生活スタイルは絶え間なく変化や進化を続けており、私たちの物事に対する感じ方も、これに伴い変わりつつあるようです。このような状況下で、私たちは自分自身のウェルビーイングを守っていかなければなりません。今回のブログでは、心のウェルビーイングの維持に役立つ6つのポイントをお伝えします。

1. コントロール出来ることに集中する

自分で意思決定してコントロール出来る分野を、出来る限り限定しましょう。エネルギーを使ったり真剣に考えたりする範囲をそこに集中させるのです。例えば、外出するならどのくらいの頻度か、誰と連絡を取ればよいのかなど日常生活に関わる事柄から、仕事や学校について決定しなければならないことなどがこれに当たります。これらは自分では決定出来ない要因に左右されることもありますが、事実に基づき合理的でバランスの取れた決定をすれば、その時々の状況に応じて最善の決断をすることが出来ます。こうした決断が可能になれば、自分が本当に決断すべき分野に集中してエネルギーを使うことが出来るようになり、不安やストレスから解放され、自由で穏やかな気持ちを手に入れることが出来るでしょう。

2. 充足感を与えてくれることを継続する

不透明な時代が続く中、こうした状況を乗り切るためにさまざまな取り組みをしていらっしゃることでしょう。さまざまな分野の人たちとネットワークを築いたり、エクササイズに励んでみたり、趣味に取り組んだり、また、仕事やレジャーの他にも毎日のルーティン作業が飽きないように、自分なりの工夫をしたりしているかもしれません。こうした活動の中には、皆さんに元気や充実感、エネルギーを与えてくれたり、気持ちを明るくしてくれたりするものがあると思いますので、ぜひ継続して下さい。また、皆さんの気持ちや行動などに良い変化があったときは、周囲の人もこれに気付いていると思われます。家族や一緒に暮らしている人たちに、何か自分について気付いたことは無いか確認してみましょう。自分が楽しいと思う活動や、自分を支えてくれるものは、あなたが充実した生活を送り続けるために大切なものです。まずは、それが何かを特定しましょう。そして、やり方を多少変えても構いませんので、継続して実行していくように心がけましょう。

3. 「心のフィルター」に気付く

「心のフィルター(mental filter)」という言葉をご存じでしょうか。私たちは状況や自分自身、他人を見るときに、「ネガティブ」、「ポジティブ」、「中間」のいずれかのフィルターを通しています。こうした心のフィルターは非常に強力で、私たちの心や記憶は、どのフィルターを選択するかで左右されます。良い機会ですので、どのフィルターを通して自分が状況を判断しているのか、確りと見つめ直してみましょう。そして、現状に不満があるときは、フィルターを変えてみるのです。写真に写る風景は、カメラフレームに収める範囲で変わります。同様に、私たちの見方も使用するフィルターで変化します。フィルターを選ぶときは、最良の気持ちを維持出来るものを選択し、自分の考え方をコントロールしてみましょう。

4. 自分を振り返り、学ぶべきことを把握する

この数か月の間、気持ちの浮沈や無気力に悩まされた方も多いのではないでしょうか。あるいは、気持ちが1日で何度も変わる経験をなさった方もいるかもしれません。仕事や育児などを一遍に背負い込んだために、人生の中で最も忙しい時期を過ごしている人たちもいれば、穏やかでのんびりとした時間を過ごしている方もいるでしょう。いずれにしても、コロナ禍を通して私たちはもっと多くのことが学べそうです。仕事や家庭での役割が変化した人は、どのように対処し何を感じたのかを、自分について新たな発見があった人は、何を発見したのかを、それぞれまとめてみましょう。時間の使い方や関心の対象が変化した人は、その変化とそれをどのように感じたのかを整理してみましょう。こうすれば、自分自身に対する洞察力は、一段と深いものになります。自分が何を強みとしているのか、今後何を強化していきたいのかも正しく理解出来るようになるのです。時代は「ニューノーマル」に移行しつつあります。この数か月間で経験したことを参考に、自分がこれから始めたいこと、続けたいこと、止めてしまいたいことを、明確に選別していきましょう。

5. 意識的に深呼吸してみる

皆さんは、気持ちを整理するために、わずかな手間や時間を惜しまずに使っていますか?こうした手間や時間はついつい軽視されがちで、現在のように生活のリズムが変化に晒されている時は特にこうした傾向が顕著です。タイミングはいつでも構いません、1日のうち5分から10分くらいは静かに、落ち着いて過ごす時間を作りましょう。スケジュールの中に、あらかじめこうした時間を組み込んでおき、その時間になったら深呼吸してみるのです。意識的に、集中して呼吸することが大切です。呼吸の一つ一つが体の中に浸透することを感じ取って下さい。こうした「マインドフルネス呼吸」を毎日実践すれば、ウェルビーイングもバイタリティも向上します。心と体を大切にするためにも、ぜひこうした時間を作りましょう。

6. 自分の考えを毎日振り返る習慣を

私たちは、1日に何万回もの思考活動をしています。同じ思考パターンの繰り返しもあれば、新しいアイディアが浮かぶ場合もあります。自分に大切な考えが心に浮かんだときは、これを記録しておきましょう。手元にメモやスマホを置いて、1日の終わりに書き留めるクセをつければ、忘れることも防げます。継続すれば、自分のメリット・デメリットになる考えが明確に判別出来るようになります。何よりも、自分の思考活動の特徴を深く知ることで、エネルギーと思考を集中させるべき分野を的確に選択出来るようになり、自分をコントロールしていくことが可能になるのです。

 

シミ・ラヤット

リーダーシップコーチ

シミは、企業内リーダーシップおよび感情的知性のコーチとして、リーダーがリーダーシップの輝きを高める手助けをしている。公認ビジネス心理学者であるシミは、人の心理に関する深い専門知識と情熱を活かして、リーダーシップ開発のための実用的なアプリケーションを共有している。


イギリス、オーストラリア、カナダで18年以上のビジネス心理学のコンサルティング経験を持つシミは、個人、グループ、組織レベルでの行動形成を得意としている。専門分野は、個人の影響力、自己認識、リーダーシップ能力である。メルボルンを拠点とした心理学事務所「Minds for the Future」の元創設者でありオーナーですが、2015年に売却し、現在も繁栄を続けている。

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