ヘイズとマンチェスターシティ
パートナーシップについて
ビデオインタビュー
ヘイズ・グループのチーフ・マーケティング・オフィサー、ショルトー・ダグラス・ホームがパートナシップの契約について語る
Preparing your career goals
Lessons on international expansion
新規市場への進出はどのような組織にとっても非常に大きな節目
マンチェスター・シティの4人の選手が移籍について
International Mobility - 4 lessons from Manchester City and New York City FC
マンチェスター・シティとニューヨークシティFC、提携クラブ間の移籍から学ぶ4つの知恵
マンチェスターシティのように、企業がファン(お客様)と効果的に関わるための4つの方法
Equip staff for elite performance the Manchester City way
成功を育む勝利の環境作りに向けたりソース文化とは?
4 communication lessons to take from the pitch to the workplace
サッカーのピッチから職場に応用できる教訓にはどのようなものがあるのでしょう?
一流のパフォーマンスを発揮するための環境づくり
光栄なことに、ヘイズはマンチェスター・シティ・フットボール・クラブの公式リクルート・パートナーに選ばれました。我々は、成功を育む勝利の環境作りに向けたリソースと文化の利用法に着目しています。
2014年、マンチェスター・シティは世界一との評判の高い近代的なサッカー施設をオープンしました。シティ・フットボール・アカデミーは、ピッチ内外におけるチームの成功の可能性を最大限に高めるために建設されたものであり、これがいかに時代を先取りした施設であるかは、本館に足を踏み入れた時点で一目瞭然です。壁には、「We are building a structure for the future, not just a team of all-stars(我々は、単にオールスターからなるチームを作ろうとしているのではなく、未来に向けた体制を構築しようとしているのだ)」というマンチェスター・シティ・フットボール・クラブのオーナーであるシャイフ・マンスール氏の言葉が書かれています。すばらしい言葉であり、その信憑性は、毎週450人を超えるファーストチームおよびアカデミーの選手がこの施設を利用していることによっても裏付けられています。
シティ・フットボール・アカデミーには、16.5面のピッチ(半面のピッチはゴールキーパーの練習のためのもの)と3つのジム施設のほか、森林を利用したフィットネス・トレイズまで備わっています。ヘルシーなメニューを揃えたカフェテリアや医療施設などもあり、まさに至れり尽くせりです。
隅々への細かいこだわりが見てとれ、感動せずにはいられません。しかも、単なる見かけ倒しではなく、設備、施設、福利厚生のひとつひとつが、フォルムと機能のバランスがとれたものとなっています。
シティ・フットボール・アカデミーのディレクターであるマーク・アレン(Mark Allen)氏は次のように説明します。「当クラブには、一流のアスリートと将来有望な若者の両方が所属しており、彼らが一流のパフォーマンスを達成できるよう支援するための設備が整えられています。
最先端の設備、正しい文化、サポートにあたる適切な人材を提供することで、選手たちの成功の可能性を最大限に高めることができると考えます」
同じロジックが職場にも当てはまります。屋内ピッチこそ必要ないかもしれませんが、スタッフの生産性を最大限まで高めようとするのなら、仕事に必要な技術的な設備とリソースを、彼らの健康面を促進・サポートする福利厚生と共に供給することが何より重要になってきます。福利厚生と設備が不十分な状態では、モラルとエンゲージメントが低下し、結果的に生産性の下落を招きかねません。
ヘイズのリワード・グループヘッドのローズマリー・レモン(Rosemary Lemon)は次のように述べています。「施設と従業員の福利厚生の価値を最大限に引き出すことが重要です。福利厚生が充実しているという企業がほとんどですが、そのことがかならずしもしっかりと伝わっていないため、従業員に当然のことと見なされたり、十分に活用/評価されていないケースが見受けられます。コストの上乗せや『欲しいものリスト』の作成はかならずしも必要ありません。重要なのは、ホリスティックな福利厚生文化の構築を通して、福利厚生の目的が理解され、従業員と企業の両方に価値がもたらされるようにすることです。
仕事をするための適切なツールを確保することに加え、従業員の福利厚生では、心と体の健康、良好な労働環境、お金の心配をしなくてもすむ状況、学習と能力開発、仕事とプライベートの両方が管理でき、バランスがうまくとれていることが重要になってきます。これらすべてのバランスが整っていれば、福利厚生についての理解が深まります。つまり、従業員が日々のプレッシャーにうまく対処できるようになり、最終的に生産性の向上につながります。」
しかし、たとえツールが適切なものであっても、正しい態度でのぞまなければ意味はありません。これはマンチェスター・シティとヘイズの両方が認識していることです。
ヘイズのCEOであるアリスター・コックスは次のように説明します。「私の会社ヘイズでは、最先端のフロントオフィス技術とバックエンド技術に投資しています。しかしそれだけでなく、マネージャーやコンサルタントにチームの評価、データの利用、適切な時間配分に役立つスキルと知識を身につけさせるための、生産性にフォーカスした新しいトレーニング・プログラムも実施しています。」
またコックスは、競合他社はテクノロジーとトレーニングを模倣できても、従業員の模倣はできない、とも言います。「従業員は最も重要な資産であり、単に時代についていっているというだけでなく、正しい方向を向いていること、高い生産性が期待できる人物であることが求められます。従業員の最高のパフォーマンスを引き出すには、会社が達成しようとしていることに自分も参加しているのだと感じてもらうことが必要です。」
では、生産性を上げようとスタッフに思わせるにはどうしたらいいのでしょう? コックスは、共通のビジョンを持たせ、焦点を絞らせるようにするといいと言います。「意欲を持ち、チームや企業が達成しようとしていることをより大きな視野で見ることが、従業員には求められます。企業がどういった目標を持ち、どのようにパズルを組み立てていくのか。取締役会だけでなく、全員がこれらを共有する必要があります。」
同様に、マンチェスター・シティのグローバルなアプローチ、美しいサッカー、社会にプラスの影響を与えるためのサッカーに向けた取り組みは、クラブの全員に明確な焦点をもたらすものです。マンチェスター・シティでは、十分な設備を確保する一方で、より高い目標を定めています。
コックスはこう締めくくります。「テクノロジーを使いこなし、やる気と、明確な焦点、才能を兼ね備えた従業員は、生産性の問題を解消してくれるソリューションとなります。したがって、テクノロジーに対する同額の投資を人材にも投資することで、成果を得ることが可能です。結局のところ、テクノロジーと人材は表裏一体なのです。」