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キャリアアドバイス

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『自分』ブランドを構築

転職者にとって、採用企業に対して自分を強く印象付けるためには、もはや履歴書や職務経歴書だけでは十分とは言えなくなってきています。ソーシャルメディアのプロフィールなど、オンライン上で自分自身のブランドを確立することも考えなければなりません。

ポジティブなイメージを確立しておくことは常に役立ちます。しかし、オンラインのプロフィールは、今やさまざまなチャネルを通じて誰でも閲覧できるようになっており、真剣に求職活動に取り組むならこうしたプロフィールに一貫性を持たせることが非常に重要になってきます。

パーソナル・ブランド= 『自分』というブランドは、ソーシャルメディアのほか、過去の勤務先、仕事やプライベートを通じた人間関係など広範囲にわたる情報から形成され、ここにはリクルーターとどのような協力関係を築いているのかも含まれます。

パーソナル・ブランドは評判や、他者からの評価を示すだけでなく、人材コンサルタントや将来、上司となるかもしれない人々に実際に出会うずっと以前に、あなたがどのような能力を持ち、どのような貢献ができるのかを実証するために効果的に活用できます。

企業は人材の採用にあたって、適切な能力を備えているだけでなく、自社の社風に合った人物を採用したいと考えます。企業や採用担当者はそうした点をソーシャルメディアを通じて簡単に確認することができるため、自己ブランドをオンラインとオフラインの両方でしっかりと管理して、積極的に活用していくことが不可欠です。

ヘイズでは、今後、企業はますます人物を厳しく見極めるようになっていくと予想しており、求職者に対して自分を採用することで企業にどのようなことがもたらされるかという自分の価値を示す上で、自己のブランドをはっきりと打ち出すことがこれまで以上に求められるようになると考えています。

自分を効果的にアピールできる自己ブランドを構築していくために、ヘイズでは次の5つのポイントについてアドバイスを行っています。


1. 自分のブランドを見直してみること

自分のことを他人が描写する際に、必ず使われると思う言葉をすべて書き出してみてください。「頼りになる」「積極的」「集中力がある」あるいは「遅刻が多い」「言い訳ばかり」「同僚と話をする時でも携帯やモバイル端末を見ている」など、自分にとって何がプラスに働き、何がマイナスに働くかを念頭にリストを作成します。さらに、上司やメンターの意見を聞いてみます。ここでは率直な意見を聞く覚悟をしてください。本当の自分を見つめる姿勢がなければ、自身の行動や習慣を変えることはできません。ヘイズは、成功を勝ち取るための自己ブランド構築の第一歩として、できるだけ正直に自分自身のブランドを見直すことが重要だと考えます。自分自身が打ち破りたいと思う良くない習慣を洗い出したり、短期講習などを利用して時間管理のスキルを身につけるなどの具体的な行動計画を立てましょう。

あなた自身のブランドは、企業の採用担当者や将来働くことになるかもしれない企業で上司になる可能性のある人、あるいは人材コンサルタントなど、誰でもオンラインでワンクリックするだけで目にすることができます。

2. ソーシャルメディア

オンライン上の自分のプロフィールやアクティビティが、自分が確立したい自己ブランドに確実に沿ったものになっているよう気を付けてください。リーダーシップや創造性を伴った問題解決能力を自己ブランドのイメージとしてアピールしているなら、オンライン上でもネガティブな活動や型にはまったイメージを与えることは避けるべきです。

ヘイズでは、例えばLinkedInのプロフィールを作成した場合、常に最新情報に更新して自分の持つスキルを積極的にアピールしたり、他の人々からそうしたスキルを認める発言や推薦が得られるよう管理していくことを推奨しています。自分が所属する業界や職種に関連したオンライン・グループに参加したり、業界リーダーのツイッターをフォローしたりするのも良いでしょう。業界関連のツイッターやブログを通じて、仕事に役立つ洞察やリンク先を他の人たちと共有することも一層、効果的です。

3. 前職とのつながり

以前の職場の上司など、将来リファレンスをもらう可能性のある人々とのつながりを保っておくことは非常に重要です。新たな仕事に応募する際にはそうした人たちに知らせ、身元照会先になってもらったり、自分のブランド価値に肯定的なイメージを与えてもらえるようにしておきます。
あくまでも相手に手間をかけないように気を付けながら、自分が新たに身に付けたスキルや現在、担当する仕事上の役割など適切な範囲で近況を報告し、キャリアアップを果たした相手に対しては成功をお祝いします。この先、そうした人たちが自分の採用に関わる立場に就いたり、新たな職場に推薦してくれることがあるかもしれません。

4. 転職エージェントを最大限活用する

採用企業に対して自己ブランドをアピールするためには、人材コンサルタントと信頼関係を構築することも重要です。また、リクルーターは採用や給与動向に関して豊富な情報を持っており、当然、あらゆる求人情報について詳細を把握しています。

そうした人材コンサルタントと良好な関係を築くために、最大限の努力を払うことも重要です。人材コンサルタントに優秀な人材と認めてもらうことができれば、企業に対し積極的にあなたを推薦してくれるでしょう。最初の転職先があなたに合っていなかった場合でも、人材コンサルタントがあなたの自己ブランドの価値を十分理解してくれていれば、他に適切な求人があった場合にあなたのことを思い出してくれるでしょう。

人材コンサルタントの仕事は、企業にとって適材適所の人材を見つけることであり、人材コンサルタントと採用企業には常に一貫した内容を伝えることが重要です。例えば、人材コンサルタントに伝えた条件とは異なる給与希望額を企業側に伝えたとすると、両方の側からあなた自身のブランドに対する信頼が失われてしまう危険性があります。

5. ネットワーキングのための時間をつくる

ネットワーキングに時間を費やし、自分自身のブランド構築のために努力しても、それを実際に活用しなければ意味はありません。LinkedInを始めとするソーシャルメディアのプロフィールやTwitter、業界ブログなどの内容は、常に最新情報に更新しておきましょう。
採用情報や給与に関連した情報も継続的にフォローしておくべきです。業界団体や同業者組織に加入したり、セミナーや講演会などにもできるだけ参加するようにしましょう。
最低でも月に一度はキャリアアップに力を貸してくれそうな人と会話を交わす機会を持つよう心掛けてください。
また、これまで力になってくれた人材コンサルタントとは連絡を絶やさないようにしておきましょう。すぐに転職の予定がない場合でも、将来、貴重な人脈になってくれるでしょう。